STU48インタビュー【第2弾】石田みなみ×福田朱里 “新たな自分たち”への序章、紅白出場の“誓い”

瀬戸内7県(兵庫、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛)を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、待望の船上劇場「STU48号」の完成、初の全国ツアー開催、2期研究生の加入など激動の2019年を経て、グループ4年目となる2020年を迎えた。1月29日にリリースした4thシングル「無謀な夢は覚めることがない」には、どのような思いが込められているのか。STU48インタビューシリーズの第二弾は、石田みなみと福田朱里のしっかり者同世代コンビをお届けする。

インタビューに応じた石田みなみ(左)と福田朱里【写真:山口正人】
インタビューに応じた石田みなみ(左)と福田朱里【写真:山口正人】

【インタビュー|Part1】「無謀な夢は覚めることがない」は今までと印象が変わる一曲

 瀬戸内7県(兵庫、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛)を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、待望の船上劇場「STU48号」の完成、初の全国ツアー開催、2期研究生の加入など激動の2019年を経て、グループ4年目となる2020年を迎えた。1月29日にリリースした4thシングル「無謀な夢は覚めることがない」には、どのような思いが込められているのか。STU48インタビューシリーズの第二弾は、石田みなみと福田朱里のしっかり者同世代コンビをお届けする。

――1月29日発売の4thシングル曲「無謀な夢は覚めることがない」を最初に聴いた時の印象を訊かせてください。

石田みなみ(以下、石田)「1st~3rdシングルとは雰囲気がガラっと違っていて、イントロから印象が変わるイメージでした。ダンスも今までとは違う系統なので、STU48を変えていくきっかけになる曲かもしれないと思いました」

福田朱里(以下、福田)「3rdシングルの『大好きな人』は結構ゆっくりとしたテンポで、(歌詞の)文字数も少ない曲でした。でも、今回は打って変わって歌詞の文字数も多くて、曲調も1stシングルの『暗闇』に近いなかでまた違うお洒落な感じなので、一度耳にしたら『この曲聴いたことある』とイメージが湧くと思います」

――MVが撮影された「父母ヶ浜」は福田さんの出身地である香川県の有名スポットですよね。神秘的な風景の「牛窓オリーブ園」を含めてMVの思い出はありますか?

福田「STU48として香川でMV撮影をするのは2回目だったんですが、香川県出身として、改めて素敵な場所が多いなと嬉しく思いました。あとは、撮影が発売発表のあった2日後だったんです。本当にバタバタで、みんなで頑張って振り入れして、必死に合わせて、100テイク近く撮りました。ひたすら踊って、フラフラになりましたけど、最高に楽しかったです」

石田「朝から晩までの撮影で、もうとにかく寒くて(笑)。父母ヶ浜を裸足で踊ることはなかなかできないので、貴重な経験だと思って臨みました。足湯を用意してもらって、必死に踊った後は、足湯に浸かってぽかぽかに甦るという繰り返しが印象に残っています」

4thシングル曲「無謀な夢は覚めることがない」(C)STU/KING RECORDS
4thシングル曲「無謀な夢は覚めることがない」(C)STU/KING RECORDS

――MVでお気に入りの箇所があれば教えてください。

石田「シーンで言えば、最終盤にセンターの瀧野由美子ちゃんが額縁を蹴るところです。今までのSTU48であれば、大人しいイメージが強かったのでおそらくしないことだと思います。2期生が入ってきて、これから変わっていかないといけないというのを表していると聞いて、そういうことだったんだ、というのが印象深くて大好きです」

福田「父母ヶ浜の夕暮れ時に、みんなで一列に並んで手をつないでいるシーンですね。STU48のMVは、メンバーはもちろん、瀬戸内の素敵な景色を見れるのも魅力の一つです。父母ヶ浜をバックに、メンバーが白い服を着て立っているのが幻想的だと思いました。劇場盤のジャケット写真になっていて、このカットはすごくお気に入りです」

――限られた時間の中での撮影は大変だったのでは?

福田「5分もすれば潮が引いてそこが全部海になってしまう状況だったので、緊迫感はありましたね」

石田「日も暮れちゃうしね」

福田「そうそう。『急いでー』と言われ、『寒いー』って叫びながら撮りました(笑)」

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