「街には誰もいない」 海外スタッフが「路上飲み」禁止の紙を見て感じた悲哀

東京パラリンピックは5日に閉幕。無観客となった東京大会の悲哀を海外スタッフが画像で発信し、反響を呼んでいる。

ドイツ代表スタッフが投稿した東京で発見した”張り紙”に反響【写真:ENCOUNT編集部】
ドイツ代表スタッフが投稿した東京で発見した”張り紙”に反響【写真:ENCOUNT編集部】

「残念なことですが、日本でのコロナウイルスの感染拡大は今のところ止められません」

 東京パラリンピックは5日に閉幕。無観客となった東京大会の悲哀を海外スタッフが画像で発信し、反響を呼んでいる。

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「…まあ、何と言っていいか。街には誰もいない」

 こうつづって2枚の写真を投稿したのは、キーステン・ブルーンさん。

 ともにベンチの写真で「路上飲みはご遠慮ください」「フィジカル・ディスタンスの確保を」と書かれた紙が貼られ、新型コロナウイルス対策を呼びかけているものだ。

 感染者は高止まりでも人出が減らない都内だが、こと有明の競技会場周辺に限れば関係者以外、人出は少ない。感染抑制を訴えるベンチの注意書きを見て、複雑な思いがこみ上げたようだ。

 この投稿には「残念なことですが、日本でのコロナウイルスの感染拡大は今のところ止められません」「悲しいけど本当のこと」などの反応が寄せられている。

次のページへ (2/2) 【写真】人けのない有明で撮影した実際の写真
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