山下智久、国際ドラマ初主演が決定 漫画「神の雫」実写版で遠峰一青役を演じる

歌手で俳優の山下智久が、オンライン動画配信サービス「Hulu」で放送される仏英日の多言語ドラマシリーズ「Drops of God/神の雫」(仮題)で主演を務めることが決定した。

山下智久
山下智久

ドラマシリーズ「Drops of God/神の雫」(仮題)主演へ

 歌手で俳優の山下智久が、オンライン動画配信サービス「Hulu」で放送される仏英日の多言語ドラマシリーズ「Drops of God/神の雫」(仮題)で主演を務めることが決定した。

 同作は、世界中で愛され、日本のワインブームに火を付けた日本の伝説的大人気漫画「神の雫」(作・亜樹直、画・オキモト・シュウ/講談社)の実写ドラマ化。アメリカのレジェンダリー・テレビジョンとダイナミック・テレビジョン、フランスのフランス・テレヴィジオン、そしてHulu Japanの4社で共同製作を開始する。

 今回の実写ドラマ化に伴い、原作漫画で物語の中心となっている神咲雫という男性キャラクターが、フランス人女性・カミーユに変更されている。この設定の意図と理由について制作陣は「対決する二人の主人公の一人を若い女性にしたのは、シリーズを通して二人の対決に緊張感を持たせられると考えたからです。それに、二人の主人公の関係がより豊かになるだけでなく、二人の違いが際立ちます。優秀で経験豊富な一青と、経験ゼロで素人のカミーユとの対比です。しかしカミーユには、長年封印してきた才能、たぐいまれな臭覚があります。また主人公を男女にすることで、経験する感情も違うものになり、多くのドラマが生まれます。」と説明。原作者の2人も、この挑戦を喜んで受け入れたとのこと。

 その中で山下が演じるのは、物語の中心となる、聡明なワイン評論家・遠峰一青。頭脳、容姿、そして才能に恵まれた完璧主義の一青は、日本の名家に生まれ、跡取りとしての義務を果たしてきたが、ワインに魅せられ運命を狂わせていくという役どころ。そして、一青のライバル・カミーユ役には、フランスの新進気鋭の女優フルール・ジェフリエが抜擢(ばってき)されている。

 山下智久のコメントは以下の通り。

「『神の雫』という壮大であり、繊細な、僕にとってのワイン学のバイブルでもある、この作品に出演させていただくことをとてもうれしく光栄に思います。ワインの魅力や奥深さ、そして人間模様、さまざまな要素が複雑に絡み合い、成り立つ奇跡を皆様に感じてもらえるよう、真摯(しんし)に作品作りに向き合って参ります。自分史上最長期での、海外での撮影ですが、海外チームと心一つに同じ気持ちで、より良いものを作れるよう切磋琢磨していきます。そして僕自身も、遠峰一青という役を通して成長できるよう頑張ってまいります。完成を楽しみに待っていてください」

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