和菓子・もなかパワーでV3。東京女子プロレスの「東京プリンセスカップ」3連覇を狙う「みずぴょん」瑞希が力の源を明かした。

　8・14、15東京・後楽園ホール2連戦で準決勝（14日、VS伊藤麻希）、決勝（15日、VS渡辺未詩対中島翔子の勝者）を控える瑞希。今年のベスト4対決が「聖地」後楽園ホールで開催とあって、「V3はもちろんだけど、聖地のメインイベントに立てたことがないので、初めての後楽園ホールのメインイベントでは勝ちたい」と意気込む。

　やはりプロレスラーにとって「聖地」である後楽園ホールは、特別な会場。ましてそのメインイベントには誰でも立てるわけではない。全選手の憧れであり、トップとしての証しなのだ。

　もとより準々決勝で現プリンセス・オブ・プリンセス王者・山下実優を下した。「バケモノに勝ったぞ！」と、勝利の雄たけびを上げており、その勢いはまさに天井知らず。V3に王手をかけたと言っていい。

　準決勝の相手、伊藤は準々決勝の鈴芽戦でけがを負ったが、8・14決戦までには万全の態勢に戻るはず。「パートナーだったり、対立したり…いろいろとあった相手なので、負けたくないと強く思う」と、まずは伊藤戦に集中している。

　瑞希本人は順調に仕上がっている。トレーニングはもちろんだが、食事面でも充実しきっている。実は生来、甘いものが大好き。和菓子やアイスクリームに目がない。中でも、もなかを見つけると、すぐに手が出てしまう。「もなかなら、何でもいい。中でもつぶあんだったら、最高」と笑う。

　糖分の過剰摂取は大敵そうだが、瑞希には「活力の源」。それどころか、甘いものだけでなく、とにかくたくさん食べるという。うらやましいことに、食べても食べても体質なのだろうか、太らないという。動きやすい体重をキープしている。