俳優の杉野遥亮が29日、都内で行われた、映画「東京リベンジャーズ」の舞台あいさつに登壇。主演の北村匠海（DISH//）、磯村勇斗も出席した。

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　初日舞台あいさつは欠席となった杉野は、「有観客での舞台あいさつが久しぶりで、すごくドキドキしています」と笑顔であいさつをした。

　原作は、和久井健氏による大人気コミック「東京卍リベンジャーズ」。物語は主人公・タケミチ（北村）が人生唯一の彼女だったヒナタ（今田美桜）の死を回避するため、過去にタイムリープし、命を懸けて奮闘する姿を描く。杉野はヒナタの弟で、タイムリープしてきたタケミチの言葉を信じ、姉を守るため刑事になった橘直人を演じた。

　この日の衣装のテーマは「夏休みに仲間と東京リベンジャーズを見に行くときのカジュアルコーデ」。爽やかなシャツを着用していた杉野は「みんなで見に行く設定でしたっけ？　そっか……」と不安そうな顔をした。続けて、「スタイリストさんが用意してくれた衣装を見て、俺はちょっと違うかなって思ったんですけど。デートに行くっていう設定なのかなって勝手に考えちゃったんだよね。皆さんの前に出るし、爽やかな格好をしようかなって思って選んだっていうのが1番正直な気持ちなんですけど。ミスっちゃった」と明かすと、北村から「しっくりはきているから」とフォローが入った。

　公開から20日が過ぎ、動員数が180万人を超えた本作。「このような時期にいろいろな方が足を運んで下さって、この作品に自分も携わることができてすごく良かったなと思うのが、正直な気持ちです」と心境を打ち明けた。

　最後に杉野は「少しでも日本に活気だったり、これを見に行きたいって思える何か（＝作品）を作った一員になれたことは、すごく僕も誇りに思っています」と語り、「今後も、そういった作品を僕自身もそうですし、みんなそれぞれ違うフィールドになるかもしれないけど、少しずつみんなで手を取り合って、少しでも明るいものを生み出せたらいいなと思っています」と願いを込めた。