小栗旬、来年の大河の殺陣のテーマは坂東武者の荒々しさ「うまく出せていっている」

俳優の小栗旬が、7月上旬にスタートした来年のNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の静岡県ロケの状況などについて、20日、NHKを通じてコメントを発表した。

「鎌倉殿の13人」のロケを行った小栗旬【写真:(C)NHK】
「鎌倉殿の13人」のロケを行った小栗旬【写真:(C)NHK】

来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 静岡ロケ7月上旬スタート

 俳優の小栗旬が、7月上旬にスタートした来年のNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の静岡県ロケの状況などについて、20日、NHKを通じてコメントを発表した。

 主人公・北条義時を演じる小栗は「撮影は順調に進んでいて、物語のオープニングの方の大事なシーンもいい感じに撮れたと思います。やはり外に出てくるとスタジオとはまったく違う気持ちよさがあります。すぐ近くに北条ゆかりの地があるという、すごくいい場所にオープンセットを建てていただき、いろいろ当時のことを想像しやすい、タイムスリップしたような気分で撮影できるのでとても助かっています」と順調な様子を紹介した。

 また「ロケなので戦のシーンも多く、今まで出演した大河ドラマの中で、今回が一番戦っているかもしれません。殺陣については、平安時代末期から鎌倉時代ということで、技術がどうこうというよりも、荒っぽく、坂東武者の荒々しさのようなものをテーマに演じているので、そこの部分はうまく出せていっているのではないかと思います」と自信を感じさせた。

 作品は、源頼朝の天下取りを支えた家臣団13人をテーマに、頼朝の死後、内部抗争を繰り広げながら北条政子の弟・北条義時が権力を手中に入れる姿を描く。

 NHKによると、静岡ロケは、北条家ゆかりの地・伊豆の国市のオープンセットを中心に、沼津市や裾野市、富士宮市など各地で行い、北条義時ら北条勢が伊豆の平家方の館に攻めかかるシーンや、挙兵した源頼朝(大泉洋)の軍が、父・義朝の拠点だった鎌倉に入るシーンなどを収録しているという。

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