モーニング娘。’21の牧野真莉愛が1日、明治神宮野球場で行われた東京ヤクルトスワローズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で始球式を務めた。

　野球ファンの間でも「生粋のプロ野球好き」として認知され始めている牧野。臨時特別コーチを元東京ヤクルトスワローズOBで、セ・パ両リーグさらにはメジャーでも活躍し、「リーグ間の違いを知るMr.交流」とも呼ぶべき五十嵐亮太氏が務め、投球指導を行った。

　日本生命のユニホームと赤いミニスカート姿の牧野は、球場への敬意も忘れることなくグラウンドに深々と一礼して登場。スタンドの観客に笑顔を向けながら登板した。

　いざマウンドに立つとかわいらしい表情が一変。事前練習で「過去最高の完璧な投球をします！」と五十嵐氏に約束したこともあり、伝授された身体の重心や軸足の向きを意識した構えで投球準備に入り、美しいワインドアップからの一球を披露している。

　打席の楽天・小深田大翔選手の頭上を抜ける内角球に、五十嵐氏は「インハイの力のあるボールで見ていて気持ちよかった」と絶賛。通算5回目の始球式を終えた牧野は「ノーバウンドでバッターボックスまで届いたので80点です！　次はストライクを目指したいです。始球式で全球場を制覇したいです！（笑）」と誓っている。