阿部寛主演のTBS日曜劇場「ドラゴン桜」（毎週日曜、午後9時）で、30日放送の第6話に俳優の安田顕が出演することが分かった。

　本作は、週刊漫画誌「モーニング」（講談社）にて2018年から連載されていた三田紀房による「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された前作ドラマの原作である「ドラゴン桜」（03年～07年連載／講談社)の15年後を描く続編だ。

　安田が演じる太宰府治は、原作の「ドラゴン桜2」にも登場している国語の特別講師。前作の「ドラゴン桜」でも国語の特別講師に芥山龍三郎が登場したが、今作では太宰府が生徒たちの「読解力」を強化するために登場する。

　前作から登場している数学の特別講師・柳鉄之介をはじめ、特別講師は個性的な面々がそろっている。はたして太宰府はどのような人物で、どんな授業を行うのか。

　安田と主演の阿部は「下町ロケット」シリーズで共演しており、先輩・後輩の役柄で息の合った芝居を見せてきた。今作ではどのような芝居を繰り広げるのか、注目だ。

　以下、安田顕のコメント。

――日曜劇場『ドラゴン桜』出演オファーを聞いた時のお気持ちを教えてください。
「ヒットドラマの続編、お慕いしている阿部寛さんの代表作の一つでご一緒できることに喜びを感じました」

――実際に太宰府治を演じられていかがでしたか？
「舞台本番後に参加し、粛々とたたずみ、ひそやかに終わりました。そんな現場の感じが太宰府治っぽかったのかな」

――阿部寛さんとは日曜劇場「下町ロケット」で先輩・後輩として共演されていましたが、今回、あらためてご一緒した印象を教えてください。
「他局、映画含め、阿部寛さんに定期的にお会いできることが、自分にとってとてもうれしく、役者としてのモチベーションです。きっかけをくださった『下町ロケット』、日曜劇場、そして今回の『福澤監督チーム』とのつかの間の再会に感謝申し上げます。お誘いくださり、ありがとうございました」