惜しまれつつ解散した日韓グローバルアイドルグループ「IZ*ONE」の本田仁美が活動休止直前に公式ツイッターを更新し、19歳にして韓国で自動車の運転免許を取得したことを公表した。韓国ファンの間では「韓国に残るのかな」「今後の仕事は韓国？」「拠点は韓国か」などと“Uターン”を期待する声が上がっている。

　本田は4月28日、IZ*ONEの公式ツイッターを更新。韓国語で「ジャジャーン!!!!!!　私よくやったでしょう～」と書いた後、日本語で「見てみて～」と誇らしげに呼びかけ、自身の顔が写っている韓国の二種普通免許証の写真をアップした。免許証には「ソウル特別市警察庁長」の印章があり、取得日はツイッター更新日と同じ「2021年4月28日」となっている。さらに、韓国語の教習本の写真もアップし「こうやって勉強しました。大変だった」と猛勉強を報告した。

　免許取得にかかる時間と費用は日本の半分以下と言われており、韓国で取得した運転免許証は日本の運転免許証に切り替えることができる。ただし、それには条件がある。日本の警視庁の公式ホームページを見ると、切り替えの資格として「外国等で免許を取得後、その国等に通算して3か月以上滞在していた方」という記載があり、必要書類として「免許を取得した国などに、免許を取得後、通算して3か月以上滞在したことが確認できるもの（パスポート等）」を提出しなければならない。本田の免許取得日は4月28日で、その翌日には韓国を出国し日本に帰っている。このことから、今後も韓国で活動することを念頭に置いているからこそ韓国で運転免許証を取得したのではないか、とも推測できるのだ。

　あるいは、3月13日、14日に行った「IZ*ONE ONLINE CONCERT [ONE, THE STORY]」をもって全活動が事実上終了したため、2年6か月間のプロジェクト活動が満期を迎える4月29日までの時間と心の空白を埋めるために運転免許取得に専念したのかもしれない。そうだとすれば本当にけなげで努力家としかいいようがない。