田中圭&中谷美紀W主演「総理の夫」、世界的名画が下敷きの“革命ビジュアル”が公開
田中圭と中谷美紀がW主演を務める映画「総理の夫」(9月23日全国公開、配給:東映、日活)で、世界的名画を下敷きにして描かれた“革命ビジュアル”が公開となった。
ウジェーヌ・ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」を下敷きに制作
田中圭と中谷美紀がW主演を務める映画「総理の夫」(9月23日全国公開、配給:東映、日活)で、世界的名画を下敷きにして描かれた“革命ビジュアル”が公開となった。
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山本周五郎賞、新田次郎文学賞受賞作家である原田マハの20万部超えベストセラー小説を原作に、田中と中谷が日本初の女性総理とその夫・ファーストジェントルマンを演じる。
ある日の朝、妻を愛してやまないお人好しな鳥類学者・相馬日和(田中)は、少数野党の党首を務めている妻の凛子(中谷)から意味深な話題を投げかけられた。「ねぇ日和くん、もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」――。聞き返してもはぐらかされ、野鳥観察の出張に出た日和。ろくに電波の届かない孤島で10日間ほど仕事に没頭しているうちに、なんと彼女は、この国の未来をすっかり変えてしまっていた。日本初の女性総理大臣に選出された凛子。時を同じく、突然「総理の夫」となってしまった日和。予想だにしなかった激動の日々に巻き込まれていくというストーリーだ。
このイラストビジュアルは、これまでに音楽雑誌「ミュージックマガジン」の表紙を長年にわたって手掛け、パリコレでYOHJI YAMAMOTOとコラボレーションし話題を集めるなど、広告・装幀、CDジャケットなど国内外で活躍するイラストレーターのサイトウユウスケ氏によるもの。
ウジェーヌ・ドラクロワがフランス7月革命を題材に描いたとされる「民衆を導く自由の女神」を下敷きにして描いた。中谷演じる総理大臣=凛子が、自身の所属する直進党の旗を掲げ神々しく民衆を導く傍ら、田中演じる夫=日和も必死な表情で相棒のインコと一緒に寄り添っている。「未来をあきらめない!」という劇中でもキーとなるフレーズが、日本に“革命”の風が吹くことを期待させる。
さらには、日和と凛子の周りの人々にも注目すると、日和の顔や「そ~りん」と描かれたうちわを持った民衆、そして、カメラを手に横たわるパパラッチまでも描かれており、細部まで楽しめる絵柄になっている。
このビジュアルは、本作のチラシでも使用されており、4月23日から随時、全国の劇場(一部を除く)で設置されていく予定だ。