インパルス・板倉が舞台の演出初挑戦「みんなに地獄を最低1回はみてもらう」

お笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之が7日、都内で、脚本・演出に初挑戦する舞台「蟻地獄」(6月4日初日、東京・よみうり大手町ホール)の制作発表会見を行った。板倉自身の小説を原作に描くサスペンス。会見には主演の高橋祐理や山口大地、天野浩成、乃木坂46の向井葉月ら出演者が出席した。

舞台の脚本・演出に初挑戦する板倉俊之【写真:ENCOUNT編集部】
舞台の脚本・演出に初挑戦する板倉俊之【写真:ENCOUNT編集部】

原作は自身の小説「蟻地獄」 向井葉月には「乃木坂46の一員のように接する」

 お笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之が7日、都内で、脚本・演出に初挑戦する舞台「蟻地獄」(6月4日初日、東京・よみうり大手町ホール)の制作発表会見を行った。板倉自身の小説を原作に描くサスペンス。会見には主演の高橋祐理や山口大地、天野浩成、乃木坂46の向井葉月ら出演者が出席した。

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 板倉は「成功させたいと思っております」とあいさつすると、長いせりふが多いことに言及。「みんなに地獄を最低1回はみてもらう。そこはすいませんとしか言いようがない」と前置きしつつ、「懸念されるのは、台本をもらって覚えたのに、(公演時間がオーバーしないように)切るのかと、陰口たたかれるのを恐れています。稽古の合間の休憩でも耳をそばだてておこうかと思います。悪口を言われているか、いないのか」と語った。そこで友好関係を築くための秘策を紹介。「一番、必要なのは豚汁だと思う。陰口がひどくなってきたころに、俺は豚汁を作ろうかと思います。豚汁調整です」とユーモアを交えた。

 報道陣からは原作の映画化や映画監督への意欲を問われたが、「無理だな。何億が自分の肩にのしかかってくるかと思うと、ぶるっちゃって。新しい小説を書いた方がいい」と答えていた。さらに、タイトルにちなんで、あり地獄のように、夢中になった経験も紹介。「サバゲーが好きでエアガンを集めて、気付いたらもう10年以上」と明かし、「誰か止めてくれと思うことがある」と続けた。

 また、向井に対しては乃木坂46を離れ、さみしくないように「さみしい思いを少しでもさせないよう、僕が乃木坂46の一員のスタンスで彼女に接している。乃木坂の友達が1人いるんだ、という錯覚を起こさせる。そうじゃないと、あんまりだ」と話し、周囲の笑いを誘った。向井は「ありがとう。うれしい」と笑顔を見せていた。

 一方、主演の高橋は「とても気合が入っています。板倉さんの理想像に少しでも近づけるように頑張っていきたい」と抱負を述べた。

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