芥川龍之介の晩年の代表作「河童」の舞台に少年忍者/ジャニーズJr.の織山尚大が主演することが分かった。また、青木滉平の出演も発表された。空想科学劇「Kappa」として、東京公演を6月5日～13日に品川プリンスホテル ステラボールにて、京都公演を6月25日～27日にロームシアター京都サウスホールにて上演する。

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　本作で主演・第二十三号役を務めるのは、2020年11月上演のミュージカル「ELF The Musical」でミュージカル初出演を務めた織山。近未来の矯正施設に収容され、河童の国での体験について物語る「第二十三号」を演じる。

　そして同じく少年忍者/ジャニーズJr.のメンバーとして活動し、本作で初のジャニーズ公演以外の舞台出演となる青木の出演も決定。その他、木ノ本嶺浩、川口龍、市川しんぺー、そしてコング桑田ら個性豊かな俳優陣が集結する。上演台本・演出を手掛けるのは、SixTones京本大我主演「BOSS CAT」（18年）、「A.B.C-Z」塚田僚一主演「Mogut」（20年）などの台本・演出をはじめ、翻訳劇からオリジナル戯曲まで数多くの演出作品を手掛けてきた鈴木勝秀が務める。

　織山は「この作品は、僕にとって初めて主演を務めさせていただく大事な作品です。クリエーティブな発想を舞台に詰め込んで、自分の可能性を広げられるように、失敗からいろんなものを学びながら形にして行って、最後にはお客様に見せられる形にできればいいなと思っています」とコメント。

　また、青木も「初めての舞台で、うれしさと驚きがありましたが、今は不安も大きいです。僕がまさかジャニーズ公演以外の舞台に立たせていただけるとは思っていなかったので、ずっと応援してくれているファンの皆さんと一緒に喜びたいです！　同期で同じ少年忍者のおり（織山）と同じ舞台に立てるので、頼れるところは頼って、おりの不安は支えてあげたいと思います。舞台は初めての経験なので、たくさん勉強したいと思います」と意気込んだ。