東大クイズ王・伊沢拓司 ワークショップで小学生と交流「反論がうれしかった」
伊沢拓司氏が率いる東大発の知識集団「QuizKnock」と日本マクドナルドが22日、ポプラ社が発行する「答えのない道徳の問題 どう解く?」と協力したワークショッププロジェクト「みんなで!どう解く?」をオンライン開催した。
全国から20人以上の小学3~6年生が参加 「答えのない問題」にチャレンジ
伊沢拓司氏が率いる東大発の知識集団「QuizKnock」と日本マクドナルドが22日、ポプラ社が発行する「答えのない道徳の問題 どう解く?」と協力したワークショッププロジェクト「みんなで!どう解く?」をオンライン開催した。
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同プロジェクトは、子どもたちと答えのない問題に向き合うことで自由な発想や思考力を育み、生きる力を伸ばすことが目的。この日は全国から20人以上の小学3~6年生が参加し、2時間にわたり「答えのない道徳や家族の問題」について意見を出し合った。
終了後、子どもたちからは「学校とは違う意見が言えてよかった」「楽しく議論できてよかった」などの声が上がるなど好評価。それを聞いた伊沢氏は今回のプロジェクトについて「僕の中で答えが出なかったのが楽しかった。子どもたちがいろんな意見を交わしてくれたし、反論してくれる子がいっぱいいたのも良かった。喜びに満ち満ちています」と笑顔。
また、答えが出ない問題にぶつかったときの考え方や行動を聞かれると「今回のワークショップで1人だと見えない世界がいっぱいあることが分かった。1人だと1個か2個の意見しか出ないけど、6人いれば6個の意見ではなくて、新しい意見が1人からどんどん出てくる。ですから人にもっと相談しておけばよかった、という反省はありますね」と自身も学びを得たようだった。
「どうして勉強ってするんだろう?」という議論も出たが、伊沢氏は「中学校のときは全然勉強しなくなって1日12時間ずっとクイズしてました」と驚きの思春期を明かした。
マクドナルド社は「未来の子どもたちの成長や発達をサポートするうえで、考える力と想像する力がより重要な世の中になっていく。楽しみながらみんなが考えるきっかけをこれからも多くの人に体験してほしい」と話していた。