話芸家でタレントの山田雅人が18日、競馬のG1・有馬記念を前に昭和の名馬「テンポイント」の生涯を関係者の証言を交えて語る舞台「かたりと歌とピアノで贈るクリスマス」を都内のホールから有観客＆ライブ配信を行う。

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　恩師・高田文夫氏に見いだされ、11年かけて磨いてきたオリジナルの話芸「かたりの世界」。その集大成として10月23日に全国配信した「爆笑問題・太田光物語」は、太田本人をゲストに迎え、その模様はさまざまなメディアにも取り上げられるなど大盛況で幕を閉じた。山田は、前回の記念すべき一夜を振り返りながら、敬愛する太田との初共演、ゲストで参加した師匠と盟友・松村邦洋への感謝を述べた。

「幸せな舞台でした。一生忘れません。太田さんには感動しましたね。脳がすごい。アドリブがすごい。一緒に舞台に立ってみて、改めてあの人がトップを走っていることがよくわかりました。高田先生には、『よかった。不思議な時間だった』と初めてほめていただきました。松ちゃんも前座を引き受けてくれて、楽屋で出番前にみんなで雑談している最中、真剣にネタを覚えていたんですよ。本当にみなさんの気持ちがうれしかった」

　毎年全国で80か所近くを回る「かたりの世界」だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でほとんどの公演が中止、または延期となった。そんな山田のピンチを救った1つが配信だったという。

「“太田光物語”ではじめて知っていただいた方が、たくさんいらっしゃって。配信を通して皆さんに楽しんでいただけたことで新たなチャンスに変えていただきました」