女優の山口もえが16日、東京・月島のブロードメディアスタジオで行われた仏映画「家なき子　希望の歌声」(20日公開)のトークショーにゲスト出演した。

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　貧しいながらも母親と幸せに暮らしていた11歳の少年、レミの波乱の旅と夢を描いた感動ストーリー。同世代の子を持つ山口は同作について「フランスが大好きで、映画を見ていたら南フランスの香りがします。子どもから大人までフルコースで味わえる濃縮な映画。涙を流すとストレス解消になります」と笑顔で告知した。

　主人公レミの吹き替えを担当した子役の熊谷俊輝も「自分の声が劇場で響くのは恥ずかしいですが、ラストがすごく美しくてフランスに自分が来た感覚。ストーリーにも感動して初めて映画で泣きました」とハキハキとした口調で明かした。

　熊谷のあまりのしっかりぶりに山口は「レミにぴったり。びっくりしました。あまりにかわいくて。どうやったらこんな子に育つんでしょう。後で(熊谷の)お母さんに聞こうと思います。グレたりしたことないでしょう？」と尋ねると、熊谷は「今のところないです」と苦笑い。

　同作のストーリーに絡めて将来の夢を聞かれた13歳の熊谷が「歌手になることです。歌を歌い始めた4歳の頃からの夢です」と打ち明けると、山口は「夢が決まっているのが素敵。私も13歳のときにバレリーナになりたかったけどなれなかった。後で人生相談したいと思います」と目を丸くしていた。

　また、司会者からステイホームの過ごし方を聞かれると、山口は「家族でクラップダンスをしました。15分やると5キロやせるというもの。それを家族全員でお風呂前に5セット踊りました」と家族ぐるみでダイエットに挑戦したことを告白。これに興味を持った司会者が「成果は？」と聞くと、山口は夫であるお笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二を引き合いに「夫を見ていただければ分かると思います」と肩を落とし、会場を“爆笑”させた。