浅野温子、松葉杖姿で舞台あいさつ登壇 撮影の“疑似体験”を回顧「そこまで感じた現場は初めて」
出版・映画業界をけん引してきた角川春樹氏(84)と俳優の浅野温子(65)が6日、都内で行われた映画『星の教室』の公開記念舞台あいさつに出席。登壇時に、角川は歩行をサポートする一本杖を、浅野は松葉杖を使う場面を見せた。

昨年脳梗塞の角川春樹氏は一本杖を使用
出版・映画業界をけん引してきた角川春樹氏(84)と俳優の浅野温子(65)が6日、都内で行われた映画『星の教室』の公開記念舞台あいさつに出席。登壇時に、角川は歩行をサポートする一本杖を、浅野は松葉杖を使う場面を見せた。
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角川氏は「今日は特別の日。昨年の8月16日に脳梗塞で倒れ、ほぼ半身不随になった。リハビリを重ねて、今回、中川君とコンビで映画を作ることができました」とコメント。完成した今作は「私にとっては子どもと同じ。私の子どもを産む時にも、水天宮にお参りをして、子どもを授けてほしいとお願いした。この映画は、私にとって、子どもの誕生日なんですね。その誕生を皆さんと一緒に(祝える)。いよいよ自分が手放すということに対して、とっても寂しい思いを抱えています。でも、うれしく思っております」と胸中を明かした。
浅野は撮影を振り返って「1日1日、必ずこのメンバー全体が1つの教室の中に来て、出席して、顔を合わせる。今まで、こうやってキャストの顔を見て安心する現場というのは、あんまり感じたことがなかった。(今回)そういう気持ちになれたこと自体がとても不思議。1日1日、『今日も出会えた』というのがものすごく不思議な感覚。ここにいる夜間中学に通ってきている人たちも、きっと大事に(教室に)来ていたのではないか。そういう疑似体験はすごく感じた」と回顧。「そこまで感じた現場は初めてでした」と重ねて述べた。
同舞台あいさつには、主演の桜田ひより、仙道敦子、小林虎之介、三戸なつめ、真木よう子、小泉孝太郎、中尾ミエ、山本學、中川龍太郎監督も出席した。
同作は、角川氏が総監督を務めるラスト作品。まざまな事情で義務教育を修了できなかった人々が学ぶ夜間中学を舞台に、年齢や国籍を超えて集まった生徒たちが、それぞれの悩みや葛藤と向き合いながら、学ぶ喜びや希望、仲間との絆を育んでいく。人生をやり直す勇気と人とのつながりの尊さを温かく描く。浅野は、夜間中学に通う生徒で、桜田演じるさやかが同学に通うきっかけを作った山西蕗子を演じた。
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