泉ピン子の舞台あいさつでの言動めぐり訴訟提起「パワハラにあたる」 主催者が発表「看過することのできない重大な問題」

俳優の泉ピン子が10月23日に登壇した映画『MANA』『AYUMI』『養父』の舞台あいさつにおいて、不適切な言動を行ったとし、主催した映画製作会社の株式会社HumanPicturesは2日、損害賠償を求める訴訟を提起したことを文書で発表した。

泉ピン子【写真:ENCOUNT編集部】
泉ピン子【写真:ENCOUNT編集部】

観客に「ババア」発言→登壇者が土下座も…「大変残念」

 俳優の泉ピン子が10月23日に登壇した映画『MANA』『AYUMI』『養父』の舞台あいさつにおいて、不適切な言動を行ったとし、主催した映画製作会社の株式会社HumanPicturesは2日、損害賠償を求める訴訟を提起したことを文書で発表した。

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 問題となったのは、10月23日に東京・豊島区の新文芸坐で開催された上映および舞台あいさつ。泉は出演作である『AYUMI』『養父』の舞台あいさつのため登壇した。

 同社の発表によると、泉はチケットを購入して来場した観客に対して「ババア」などと発言したほか、舞台あいさつの進行中やその前後にも出演者や関係者に対する一連の言動があったという。また、その過程で登壇者が最終的に土下座する事態に至ったことや、予定されていた舞台あいさつの進行、作品および出演者のPR活動などに悪影響が生じたことも問題視している。

 その上で、同社は「当日の映像・音声記録、関係者への聞き取り、複数の目撃者から提出された陳述書その他の資料を精査した結果、これらを含む一連の言動は、出演者・関係者および来場者の尊厳を損なうものであり、パワーハラスメントに当たるものと認定しました」とし、「看過することのできない重大な問題」と報告した。

 騒動後には、会場にいた観客やメディア関係者らから多数の意見や抗議が寄せられたという。さらに、同社代表は、「泉氏の業務窓口を担当するマネージャーに対し、当日の一連の言動について『あれは、パワハラです』とLINEで明確に伝えました。これに対し、翌24日、同マネージャーから『ほんとに失礼いたしました。申し訳ございません』との謝罪がありました。さらに同マネージャーからは、『弊社、社長には昨日のピン子さんの言動、行為について嘘なく説明させていただきます』との連絡も受けています。弊社は、こうした本件発生直後のやり取りについても、当日の一連の言動に対する当時の業務窓口担当者の認識を示す重要な経緯の一つであると受け止めています。一方、2026年11月2日現在、泉氏本人から弊社に対する謝罪または当日の発言についての撤回はなく、業務代行会社からも会社としての正式な謝罪はありません」と、泉側とのやり取りも明かした。

 こうした事態を受けて、「弊社はこれまで、映画・ドラマ作品において泉ピン子氏を起用し、共に作品づくりに取り組んでまいりました。そのような関係を重ねてきた中で、今回、このような事態に至ったことは、弊社としても大変残念でなりません。しかし、作品に関わる出演者・スタッフ、そして作品を応援し会場まで足を運んでくださったお客様の尊厳を守ることは、作品を製作・主催する弊社の責任であると考え、本件を曖昧なまま終わらせることはできないと判断し、今回の訴訟提起に至りました」と伝えた。

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