坂東龍汰&髙石あかりがW主演 羊文学、楽曲発の小説『サタデー・ナイト・シアター』実写映画化
俳優の坂東龍汰と髙石あかりがダブル主演を務める映画『サタデー・ナイト・シアター』が、2027年春に全国公開されることが20日に発表された。併せて、ティザービジュアル2種が解禁された。

羊文学の楽曲『夜を越えて』から生まれた物語
俳優の坂東龍汰と髙石あかりがダブル主演を務める映画『サタデー・ナイト・シアター』が、2027年春に全国公開されることが20日に発表された。併せて、ティザービジュアル2種が解禁された。
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本作は、オルタナティブロックバンド・羊文学の楽曲『夜を越えて』から生まれた物語。YOASOBIを輩出した小説投稿サイト「monogatary.com」と羊文学がコラボレーションし、21年に始動した新人作家発掘プロジェクト「羊文学賞」の第2回において、1000を超える作品の中から大賞に輝いた、ゆきはる氏による短編小説『サタデー・ナイト・シアター』を映画化。映画ならではのオリジナル要素と新たな解釈を加えて制作される。
映画監督を夢見る青年・鵜飼美紀夫(坂東)は、26歳の春に新人監督賞を受賞し商業映画デビューのチャンスを掴むが、課せられたのは自身が最も苦手とする“恋愛映画”の脚本を監督することだった。9年間恋人のいない美紀夫は、恋愛経験の乏しさに頭を抱える。そんな美紀夫に、ミニシアター勤務の親友は「脚本通りに自分で恋愛して、映画に落とし込めばいいんじゃない?」と提案。その言葉をきっかけに美紀夫は、映画レビューサイトで見つけた映画好きの女性・山中ツグミ(髙石)と出会い、毎週土曜の夜から日曜の朝にかけて映画を観る2人だけの時間を重ねていく。
本作の監督・脚本を手掛けるのは、本作が長編劇場映画デビューとなる遠藤泰己氏。劇中歌には、原案小説の始まりとなった羊文学の名曲『夜を越えて』が起用される。また、映画情報解禁に先駆け、坂東と髙石が出演する『夜を越えて』のスペシャルミュージックビデオが羊文学の公式YouTubeチャンネルで公開されているほか、映画化を記念して映画版のストーリーをもとにした小説の単行本『サタデー・ナイト・シアター (Not) A Love Story』(講談社)が11月18日に発売される。
坂東龍汰、髙石あかりと「丁寧に話し合いながらお芝居」
出演者および関係者のコメントは下記の通り。
○坂東龍汰
「長年の知り合いだった遠藤監督と一緒に映画作りができたこと、心からうれしかったです。スタッフの皆さんの映画愛に触れて、僕自身も改めて映画の現場がさらに好きになりました。安心して身を置ける現場で、幸せ者だぁと毎日思っていました。そして、遠藤監督が長い時間をかけて生み出したこの映画に少しでもパワーを、と思いながら演じさせていただきました。髙石あかりさんは今回が初めての共演でしたが、目の中に吸い込まれてしまうんじゃないかと思うほど魅力的なお芝居をされる方で、毎日たくさんの学びがあり、丁寧に話し合いながらお芝居を作り上げることができました。最高の映画になっていると思います。楽しみにしていてください!」
○髙石あかり
「遠藤監督が時間をかけて企画・制作されたこの作品は、脚本や事前にいただいた役や作品に関する資料の一つひとつから、熱量と愛情を感じました。だからこそ、その思いに応えたい、監督の描くものを形にしたいという思いで、撮影に臨みました。いつかご一緒したいと願っていた坂東さんとの共演は、本当にうれしかったです。想像もつかないアイデアや本番で何が起こるのかわからないほど自由に役を生きる姿に多くの刺激と楽しさをいただきました。キャラクター一人ひとりが丁寧に描かれ、迷いながらも何かに向き合っていく姿は、きっと愛おしく映ると思います。さまざまな視点が交差する作品なので、何度も劇場に足を運んでいただけたらうれしいです!」
○遠藤泰己監督
「はじめまして。映画『サタデー・ナイト・シアター』の監督・脚本を務めます、遠藤泰己と申します。まず、原案となる短編小説を預けてくださった著者のゆきはるさん、制作中に何度も背中を押してくれた名曲『夜を越えて』(劇中でも流れます!)を託してくださった羊文学さん、そしてこの映画を一緒に作り上げてくださったキャスト・スタッフの皆さんに、心より感謝申し上げます。
映画『サタデー・ナイト・シアター』は約5年前、プロデューサーから原案となる短編小説が送られてきた日に始まりました。不器用な映画好きの登場人物たちは、『何者』と『何者でもない』の狭間にいました。そして男の方は、映画監督を目指していました。その姿はどこか自分にも似ていました。原案から受け取ったエッセンスに情熱と、少しのひねくれを注ぎ、これでもかというほどキャラクターたちにぶつけ、自分の体重が乗った脚本が完成しました。この映画の登場人物たちは、素直で、ひねくれていて、自信過剰で、いつも不安です。そんなアンビバレントな彼らを、少し恥ずかしくも、愛おしく思っています。自分へ、そして自分に似た誰かへ向けて始めたこの企画は、いつの間にか予想よりずっと遠いところまで広がっていきました。その先で、坂東龍汰さん、髙石あかりさんと出会い、この春に映画を撮影しました。とにかく主演のお二人がかわいくて、キラキラ輝いていて、モニター越しにずっと見ていたくなりました。お二方以外の素晴らしいキャストの皆さん(まだ解禁前ですが……お楽しみに!)も、それに呼応するかのように素晴らしいお芝居が映像に焼き付いています。
5年の歳月をかけて、文字通り夢のようなキャスト・スタッフの皆さんと作り上げた映画は、僕なりのラブストーリーです。余談ですが、良い映画を観た後、いつもの景色が違って見えることがあります。願わくば、貴方がこの映画を観終わって映画館を出た後、いつもの景色が少しだけ違って見えますように。どうか、期待していてください。その期待を、さらに飛び越えてみせます。来年の春、劇場でお会いしましょう!」
○羊文学
「『夜を越えて』は、自分に必要のなくなったことたちに別れを告げるために作った曲です。“恋人との別れ”というテーマを借りましたが、人の目を気にして無意識に我慢していたことや、幼い頃から自分を縛り付けていたものたち、つまり、社会的に是とされるのに、どこか自分に馴染まない価値観を手放し、自由になっていきたいということを歌いました。映画では、曲に込めた、何か、衝動のようなものをうまく掬い取ってくださいました。朝方の風が鼻につんとくる切なさ、若いということの無敵さ、それゆえの切なさ、それが全部集まった衝動が、巧みな物語の底に流れている。それがこの曲と映画を強く繋いでいると思います。とっても面白いお話です。お楽しみに」
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