横澤夏子がロボットに育児を期待「おむつ替え、離乳食、全部をやってほしい」

お笑いタレントの横澤夏子が12日、都内で、所属する吉本興業のSDGs(持続可能な開発目標)担当として「ロボットATOMへの石巻市 SDGs 広報大使・任命式」に出席した。宮城県石巻市が高齢者支援やSDGs活動の広報などでコミュニケーション・ロボットATOMを活用していく。この日は、その内容が講談社とのSDGs推進連携協定企画として発表された。

吉本興業のSDGs(持続可能な開発目標)担当に就任した横澤夏子【写真:ENCOUNT編集部】
吉本興業のSDGs(持続可能な開発目標)担当に就任した横澤夏子【写真:ENCOUNT編集部】

ロボットATOMへの石巻市 SDGs 広報大使・任命式に出席

 お笑いタレントの横澤夏子が12日、都内で、所属する吉本興業のSDGs(持続可能な開発目標)担当として「ロボットATOMへの石巻市 SDGs 広報大使・任命式」に出席した。宮城県石巻市が高齢者支援やSDGs活動の広報などでコミュニケーション・ロボットATOMを活用していく。この日は、その内容が講談社とのSDGs推進連携協定企画として発表された。

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 横澤はコミュニケーション・ロボットのATOMについて「私30歳、アニメ・漫画は見たことのない世代で、親世代が好きな世代ですが、生で見ることは初めてで、うれしかった。グッズとかあって、見たことないのに身近な存在というアニメはすごい」と語った。会場に設置してあるATOMが早口言葉を披露すると「すごくかわいい」と感激。「機械が苦手な人もコミュニケーションをとりやすいロボット」と絶賛した。

 横澤は2017年に一般男性と結婚し、今年2月に第1子となる女児を出産した。ATOMのようなロボットがあれば「おむつ替え、離乳食、全部をやってほしい。お話を教えてくれたり、言葉を教えてくれたり教育に関してのことをやってくれたらうれしい。絵本を読んでくれたり、教育に向いている」と期待を寄せた。

 吉本興業のSDGs担当だが、理由については「一番、私が吉本に聞きたい」と苦笑。それでも「子どもができて生活が変わったので、身近な存在にはなりました」と説明。さらに「私がコント中に赤ちゃんが泣いて、会場を出ていくお父さん、お母さんをよく見ていました。何とか最後まで見てくれる方法は何か」と語ると、吉本興業の一部の劇場には託児所が設置されていると紹介。「もっと託児所を増やしたいなと思っています。吉本の劇場全部に設置できたらいい」と抱負を語った。

 この日は石巻市の亀山紘市長も出席。東日本大震災で被災した高齢者の孤立防止や外出機会の創出にATOMを役立てたいとした。講談社側からはSDGsの取り組みを詳しく紹介する漫画小冊子の無料配布、SDGsについてATOMが分かりやすく教えてくれるショートアニメの公開、SDGsを学べるコンテンツや動画を楽しめる「SDGsアプリ」などの取り組みが紹介された。

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