「高いけど買う」日本車が閉ざされた“謎の国”で圧倒的人気 大量の白いトヨタが並ぶ異様な光景
中央アジアの“謎の国”でも日本車が人気だそうだ。トルクメニスタンを訪れた日本人旅行者が、首都アシガバートで体感。なかでもトヨタが目立ち、白い車がずらりと並ぶ独特の光景が広がっていたという。世界を旅するバックパッカーのheiさんが、「海外で見つけたニッポン」や「日本にはない光景」などをお届けするこの連載。第7回は、トルクメニスタンで存在感を放つ日本車について。

旅行者が見たトルクメニスタンの光景
中央アジアの“謎の国”でも日本車が人気だそうだ。トルクメニスタンを訪れた日本人旅行者が、首都アシガバートで体感。なかでもトヨタが目立ち、白い車がずらりと並ぶ独特の光景が広がっていたという。世界を旅するバックパッカーのheiさんが、「海外で見つけたニッポン」や「日本にはない光景」などをお届けするこの連載。第7回は、トルクメニスタンで存在感を放つ日本車について。
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トルクメニスタンを訪れたという日本人旅行者と出会い、現地の様子を教えてもらった。印象に残ったのが、街中を走る日本車の多さだったという。
旅行者によると日本車が圧倒的に多く、なかでも目立ったのがトヨタ。レクサスやカムリ、ランドクルーザーなどが走っており、ほかには日産、外国車ではBMW、KIA、フォードなども見かけたそうだ。さらに首都アシガバートで特徴的だったのが、車の色だ。
見せてもらった写真の駐車場には白い車がずらりと並んでいる。トヨタ車も多く、日本ではなかなか見られない光景だった。
ソ連が崩壊した1991年に独立して以降、サパルムラト・ニヤゾフ初代大統領による独裁体制が敷かれ、「世界で最も閉ざされた国の一つ」「中央アジアの北朝鮮」などと言われてきた。富と権力を示すため、首都・アシガバートでは「車は白(シルバーも可)のみ」「建物は高級な白い大理石で覆う」と決められている。
トヨタ車が全体の60~70%
よって、アシガバートは「どこも白い車しか走っていない。真っ白なトヨタ車ばかりだった」という。2月に在トルクメニスタン日本大使館が公式サイトに掲載した情報によると、トヨタ車が同国全体の60~70%を占める。
日本人旅行者によると、現地のトルクメニスタン人は「90%は日本車だろう」と個人の印象を明かし、「なかでもトヨタが国民の第一候補。トヨタは高いけど、クオリティーがいいからみんな乗りたがって買う」と話していたそうだ。高くてもトヨタに乗りたいというところにブランドへの信頼が表れている。
外国人は個人旅行ができず、ガイド帯同が求められるトルクメニスタン。VPNなしではSNSが使えないなどさまざまな規制が厳しい国だったという。日本が世界に誇る自動車産業。信頼の高さが実際の光景、数字にも表れていた。
□hei(ヘイ) 大学時代にバックパッカーとしてアジア、南米を放浪。新聞社に5年、ネットメディアに6年勤め、スポーツを中心に取材・執筆・編集活動をしたのちに退職。30代半ばで世界一周の旅に出た。旅のコラムをnote「元スポーツ記者の世界一周記(https://note.com/yohei_sports)」にて執筆中。
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