【VIVANT】花岡すみれが明かす撮影秘話 濱田岳との共闘で感じたハッカーの孤独と高揚感

俳優の花岡すみれが出演するTBS系連続ドラマ『VIVANT』(日曜午後9時)の第20話が、11日に放送される。シャキ城攻略に注目が集まる中、奪還作戦を強力に援護する天才ハッカー“ブルーウォーカー”こと太田梨歩を演じる花岡のオフィシャルインタビューが届いた。

『VIVANT』太田梨歩役の花岡すみれ【写真:(C)TBS】
『VIVANT』太田梨歩役の花岡すみれ【写真:(C)TBS】

東条&フィルザとの共闘で広がった太田の世界

 俳優の花岡すみれが出演するTBS系連続ドラマ『VIVANT』(日曜午後9時)の第20話が、11日に放送される。シャキ城攻略に注目が集まる中、奪還作戦を強力に援護する天才ハッカー“ブルーウォーカー”こと太田梨歩を演じる花岡のオフィシャルインタビューが届いた。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 主人公・乃木憂助(堺雅人)の指揮のもと、ノコル(二宮和也)率いるテント、テントが関わる民間軍事会社「Y2K」、テントのモニターである新庄浩太郎(竜星涼)やチョッキー(オーム・タナパック)らが、黒須駿(松坂桃李)はじめ別班員5人の奪還作戦が始まる。

 別班員・田代久美子(レイヤマダ)のエージェントであるフィルザ(Gulnar・Yunusova)に案内され、アゼルバイジャンのゴルバド国境近くに陣取った太田も、警視庁サイバー犯罪対策課に所属する天才ホワイトハッカー東条翔太(濱田岳)と共にハッキングで乃木たちの作戦をバックアップする。

 いよいよ決着するシャキ城攻略を前に、花岡が仲間との共演で生まれた変化や黒須への思いを演じる上で大切にしたこと、視聴者として感じる本作の魅力、俳優として得た経験を語った。

――東条を演じる濱田岳さんとは、ハッカー同士という共通点もあります。共演してどんなことを感じましたか?

「濱田さんとは最初に、ハッカーという役について『ずっと一人ぼっちだったでしょう』というようなお話をしました。太田も東条も、それぞれ一人で画面に向かって作業してきた時間が長いので、そこには共通する孤独感のようなものがあるのかなと思いました。

 でも今回は、東条とフィルザと太田の3人が同じ画面を見ながら作業する。隣に誰かがいることで、何かが起きたら一緒に驚けるし、反応も共有できる。それが演じている私自身にとっても、すごく心強かったです。

 一人で画面に向かっている時は、自分の中で気持ちを高めていかなければいけなかったんですが、3人だとお互いの反応を受けながら自然とボルテージが上がっていく。太田にとっても、誰かと協力することで、それまで知らなかった高揚感に気づく時間だったのかなと思います」

――フィルザ役のGulnar・Yunusovaさんとの撮影はいかがでしたか?

「私は、国内での撮影が中心だったので、アゼルバイジャンについては映像や情報から想像することが多かったんです。

 そんな中で、フィルザさんが現地のことをいろいろ教えてくださって。『実際はこういう雰囲気なんだ』と知ることで、私の中でもアゼルバイジャンという場所をより具体的に思い描けるようになりました。細かなことまで丁寧に教えてくださいましたし、撮影の合間には一緒にチャイを飲んだりもして。今作では女性の方と一緒に撮影する機会がそれほど多くなかったので、私にとってはお姉さんのような、すごく頼もしい存在でした。

舞台裏を明かした花岡すみれ【写真:(C)TBS】
舞台裏を明かした花岡すみれ【写真:(C)TBS】

黒須への思いに垣間見える太田の素顔

――拉致された別班員5人の中には、太田がひそかに思いを寄せる黒須もいます。黒須の存在は、太田が奪還作戦に参加する上でどんな意味を持っていると思いますか?

「黒須さんを助けたいという思いは、すごく大きいと思います。

 ブルーウォーカー、天才ハッカーという情報だけを見ると、すごく個性的で、いろいろな捉え方ができる役だと思うんです。

 でも黒須さんに関わるエピソードでは、そういう肩書きよりも『大切な人を助けたい』という一途な気持ちが前に出てくる。そこは特別な能力を持つ太田だからというより、誰かを大切に思う一人の女性としての感情だと思っています。誰かを大切に思って、その人のために行動したいという気持ちは、見てくださる方にも共感していただける部分があるんじゃないかなと思いした」

――天才ハッカーとしての顔と、恋をする一人の人間としての顔。その両方を演じる面白さはありますか?

「そうですね。ハッカーとして何でもできるように見える太田にも、もちろん感情があって、大切に思う人がいる。黒須さんのことになると、普段のプロフェッショナルな顔だけではなく、その内側にある気持ちがあふれてしまう。そういうところは太田の人間らしさが出る部分だと思うので、大切にしていました」

太田梨歩を演じて広がった、俳優としての引き出し

――『VIVANT』への参加は、ご自身にとってどんな経験になっていますか?

「本当に、見るもの全てが刺激的でした。撮影現場で発するセリフも、監督からいただく言葉も、セットもそうです。撮影に行くたびに何か一つを得て、少し成長したような実感を持って帰る。そんな日々でした。

 これまでは等身大の高校生など、日常生活の中からヒントを探して役につなげられる作品に出演することが多かったんです。でも、『VIVANT』では、普通に生活していたら、まず経験しないような世界に飛び込んで、自分が見たことのないもの、経験していないことを、いかに臨場感を持って自分の体験のように表現するかという挑戦がありました。この先、俳優を続けていく中でもきっと生きてくる経験だと思っています」

――花岡さん自身は、第2シーズンを一視聴者としてどのように楽しんでいますか?

「台本を先に読んで、撮影もしているはずなのに、放送を見ると普通に驚いています(笑)。家族と一緒にリアルタイムで見ているのですが、『えっ、もうここで終わるの!?』『来週どうなるの!?』って、同じタイミングで盛り上がってしまって。本当に視聴者としても熱狂して見ています」

――物語もいよいよ終盤へ向かいます。第20話以降、どんなところに注目してほしいですか?

「これまでは、それぞれの人物にいろいろな思惑があって、細かな伏線もたくさん散りばめられてきました。でもここからは、『別班員を奪還する』という大きな一つの目的に向かって、個性も境遇もまったく違う人たちが力を合わせていきます。

『VIVANT』の中でも、これだけ多くの人たちが一つの目的に向かって力を集結させることは、これまであまりなかったと思うんです。一人ひとりの力が合わさった時の強さや、一体感、そこからどんどんボルテージが上がっていく高揚感を楽しんでいただけたらうれしいです」

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