芸能界引退した岩佐真悠子さん、介護ドラマで主演 当初は断る「せっかく辞めたのに」…現在はデイサービス勤務

2020年に芸能界を引退し、現在は介護士として働く岩佐真悠子さん(39)が29日、都内で行われた主演ショートドラマ『いつかのわたしの物語』の上映会に登壇。久々の芝居に挑んだ経緯や、実際の介護現場で行われた撮影を振り返った。

上映会に登壇した岩佐真悠子さん【写真:ENCOUNT編集部】
上映会に登壇した岩佐真悠子さん【写真:ENCOUNT編集部】

西田美歩の熱意に押されて出演決意

 2020年に芸能界を引退し、現在は介護士として働く岩佐真悠子さん(39)が29日、都内で行われた主演ショートドラマ『いつかのわたしの物語』の上映会に登壇。久々の芝居に挑んだ経緯や、実際の介護現場で行われた撮影を振り返った。


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 同作は、介護タレントの西田美歩がプロデューサーとして初めて自主制作したショートドラマ。実在するデイサービス「つるとかめ」で撮影し、介護現場の温かさや人と人とのつながりを描く。

 実は、岩佐さんは当初、出演を断っていた。その理由を聞かれると「もう、だってせっかく辞めたのに……」ときっぱり。人前で介護について話すことは現在の活動の延長にある一方、再び芝居をすることには気が進まなかった様子を見せた。さらに「私、お芝居するのは好きだったんですけど、自分のお芝居はあまり好きじゃないんですよ」と、率直な思いも打ち明けた。

 気持ちを動かしたのは、10代から付き合いのある西田の熱意だった。西田は「真悠子のお芝居が好き」といい、自分が作品を制作するなら出演してほしいとの思いを伝え、説得を重ねた。岩佐さんも徐々に出演を受け入れ、今回の主演につながったという。

 演じたのは、自分自身に近い人物。ただ、似ているからこその難しさもあった。「もともとの台本上はまんま岩佐真悠子として描かれていたんですけど、それはさすがにやりにくいなと思って。名前を変えてほしいと」と、役名の変更を希望したことを明かした。

 撮影では、現役の介護士としての視点で利用者と接した。現在はデイサービスに勤務しているといい、撮影場所でも利用者は普段通りに過ごし、入浴の順番が来れば席を離れることもあったという。施設の日常を止めず、利用者が自由に過ごせるように配慮しながら撮影が進められた。岩佐さんも「こちらも介護士の気持ちで皆さんとお話をしながら撮影をしていた」と振り返った。

 作品を通じて届けたいのは、介護の現場にある「小さなほっこりいい話」だ。「人生の大先輩でもある方たちが、本当に少女のように笑ってくれたりとか、本当に切り取りたいすてきな場面がたくさんあるので、そういう部分を皆様に感じていただけたらいいなと思います」と呼びかけた。

 上映を前に、改めて西田が作品に注いだ思いにも言及。「西田がすごく熱い思いを持って作ったこの作品が、本当に少しでも多くの皆さんに届けばいいなと思います」と願いを込めた。

 この日は、西田、コッセこういち、阪根克哉監督も登壇。介護漫才師・かいご~ずのサクラダが司会を務めた。

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