『カムカム』製作陣が2027年公開映画で再集結 主演・林遣都、共演・上白石萌音
俳優の林遣都が主演を務め、上白石萌音が共演する映画『モネ 時の海を渡った絵』が2027年10月15日に公開されることが24日、発表された。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021年)の製作陣が再集結する。

「松方コレクション」の知られざる物語を描く『モネ 時の海を渡った絵』
俳優の林遣都が主演を務め、上白石萌音が共演する映画『モネ 時の海を渡った絵』が2027年10月15日に公開されることが24日、発表された。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021年)の製作陣が再集結する。
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東映と兵庫・神戸を拠点とする映像制作会社・ミナトスタジオ、創立130周年を迎える川崎重工がタッグを組んだ本作。東京・国立西洋美術館のルーツとなった「松方コレクション」の知られざるエピソードをもとに、川崎重工初代社長の松方幸次郎、そしてクロード・モネの時代から今を生きる若者の「夢」へとつながる物語が描かれる。
監督を務めるのは、『カムカムエヴリバディ』を手掛けた安達もじり氏。同作のスタッフ陣も集結し、脚本はNHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』(22年)の桑原亮子氏が担当する。
主人公は、造船所で働く青年・園部龍。生真面目な性格から若くして主任となるも、かつて描いた夢をかなえられず、淡々と日々を過ごしていた。ある日、造船所の先輩にあたる老人・豊島から古びた1枚の写真を手渡される。それは遠い昔、造船所の初代社長・松方から豊島に託されたものだった。
園部は豊島の孫・杉山華子とともに写真の謎を追い、松方が蒐集した美術品「松方コレクション」の知られざるエピソードをひもといていく。
園部を演じる林は、『おっさんずラブ』シリーズや『ガス人間』(26年)などに出演。NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(16年)では安達監督とも仕事を共にした。一方、園部と出会い、少しずつ心を通わせる華子役には『カムカムエヴリバディ』に出演した上白石を起用。林と上白石は今回が初共演となる。
本作には、松方が初代社長を務めた川崎重工が創立130周年を記念して特別協賛。川崎重工神戸工場の協力による撮影も行われた。
林遣都「想像以上のスケールの大きさに圧倒された」
出演者、監督のコメントは下記の通り。
○林遣都
「船を眺めるのが昔から好きでした。造船所で働く園部龍を演じるにあたり実際に撮影前に、川崎重工神戸工場の中を見学させていただき、想像以上のスケールの大きさに圧倒されました。撮影は安達監督をはじめ、ご一緒したことのある信頼できるスタッフの方々で、今回も温かく迎えてくださいました。台本を読んで、想いを“未来につなげていく”ということがこの作品のテーマだと感じました。たくさんの方の情熱が詰まっているので、しっかりとその想いを届け、皆さんの心にも残るように僕も心を込めました。映画の公開を、楽しみに待っていていただけると嬉しいです」
○上白石萌音
「安達監督が映画を撮影されると聞いて、出演を即決しました。変わらず温かいチームで、撮影初日からリラックスした気持ちで参加できました。私はモネの絵が大好きで、劇中のセリフにもたくさんの共感があります。実際に『松方コレクション展』にも行ったことがあるので、今回のご縁がとても嬉しいです。林遣都さんとの共演は初めてでしたが、落ち着く空気で、どんどん心がほぐされるような感覚でした。ロケ地の神戸は街並みも、空気も、地元の方々も素敵で、ずっといたいと思える場所でした。この映画が皆さまに届く日が、今から待ち遠しいです」
○安達もじり監督
「クロード・モネが残した1枚の絵画を巡る物語です。その絵は日本の美術コレクター・松方幸次郎に託された後、波乱万丈な道のりを辿り、100年の時を経てルーヴル美術館の倉庫で発見され、現在国立西洋美術館に展示されています。モネが絵に込めた思い、大事な絵を託された松方の思い、受け継いで絵を守った人たちの思い、その絵を目にする私たち、今を生きる人の思い──1枚の絵をめぐる『思いのバトンリレー』を辿ります。少し生きづらくて、ちょっとしんどくて……そんな毎日を過ごしていた主人公たちが、この絵の存在を知り、絵にまつわる思いを知り、自分なりに受け取ることで小さな一歩を踏み出していく。林遣都さんと上白石萌音さんが、繊細に、あたたかく、切なく、優しく表現してくださいました。大勢の人の思いを積み荷のように載せた『船』のような作品です。この『思いのバトン』が今を生きる皆さんの心に届くことを願っています」
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