富田望生、20代前半で感じた焦り明かす 同期が次々と車移動に「私も忙しいのに…」
俳優の富田望生がこのほど、都内で行われたテレビ東京系連続ドラマ『まめとむぎ』(10月2日スタート、金曜深夜0時12分)の記者会見に、齋藤飛鳥、濱尾ノリタカとともに登壇。同世代の俳優が次々と車移動になる中で、焦りやうらやましさを感じていた時期を振り返った。

現在は電車移動を「役者をしている上ではいい時間」と実感
俳優の富田望生がこのほど、都内で行われたテレビ東京系連続ドラマ『まめとむぎ』(10月2日スタート、金曜深夜0時12分)の記者会見に、齋藤飛鳥、濱尾ノリタカとともに登壇。同世代の俳優が次々と車移動になる中で、焦りやうらやましさを感じていた時期を振り返った。
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本作は、『今夜すきやきだよ』『じゃあ、あんたが作ってみろよ』などで知られる漫画家・谷口菜津子氏の同名漫画を、齋藤と富田のダブル主演で実写化した人生再起のヒューマンドラマ。客が入らない発酵居酒屋「大豆堂」を舞台に、キャリアも夢も恋も失った元ファッション誌編集者・清水麦(齋藤)と、発酵食品を愛しながら店の集客に悩む米田まめ(富田)が出会い、それぞれの経験や得意分野を生かして店と人生を立て直していく姿を描く。
濱尾が演じるのは、麦の“恋と再起”の鍵を握る喫茶店の店主・椎名種。劇中を彩る発酵料理に加え、食を通じた人々との交流や、発酵のように時間をかけて変化していく2人の関係も見どころとなる。
米田まめを演じる上では「まめちゃんが素直になれる相手に対して、絶対にうそをつかないこと」を大切にしたという。麦や幼なじみの種に向ける感情について「人見知りという一面もあるので、彼女が『飛び込める』と思った人に対して抱いた感情や言葉は、とてもダイレクトに出す役柄だった。そこにうそがないことを意識しました」と明かした。
撮影現場でも、役と同様に感じたことを率直に伝えるよう心がけた。「監督やスタッフの皆さんにも、うそなく思ったことを言葉に出す。『暑いけど頑張ろう』とか、『でも、暑い』とか(笑)。思ったことを言葉に出すことは、撮影現場でとても意識していました」と振り返った。
イベントでは、本作のテーマの1つである「発酵」にちなみ、「当時は苦い経験だったものの、いま振り返ると自分の糧になっていること」を発表するフリップ企画を実施。これに、富田は「えっ……! 電車じゃないの?!」と回答した。学園ものへの出演が多かった時期は、同世代の俳優たちと毎日のように電車でスタジオへ通っていたという。しかし、10代後半から20、21歳になる頃に、仲間たちが次々と車移動へ変わっていった。
「『えっ、一緒に帰っていたのに』と思っていたら、みんな大きい車で帰っちゃって。焦りやうらやましい気持ちが出るのを経験しました」と当時の心境を吐露。強い感情だったことを指摘されると「『え、うそー。私も今、忙しいのに……!』って思いました(笑)」と告白した。一時期はその違いにとらわれていたものの、現在は考え方が変化。「むしろ電車で通った方が、役者をしている上ではいい時間だなと思う。いろいろな方を見られるし、普通の生活をするのはすごく利点だなと思いました」と受け止めていた。
この変化は、移動手段にかかわらず、大切なのは現場でどのようなパフォーマンスを見せるかだと気づいたことで起こった。「現場に行った先で待ってくれるキャスト、スタッフの皆さんがいるという安心感に向かうことは変わらない。一番気を付けないといけないのはそこだな、と思い始めてから何とも思わなくなりました」と回顧。「憎しみ続けなくてよかったなって(笑)。今は、電車でウトッとする時間もいいなと思いながら、現場に通えています」と笑顔を見せた。
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