石原さとみ、フジ連ドラ主演 脚本・野木亜紀子氏と『アンナチュラル』コンビが再タッグ…政界舞台の怪盗エンタメ

俳優の石原さとみが、10月7日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『ポリティカルパン』(水曜午後10時)で主演を務めることが19日に発表された。脚本を担当するのは野木亜紀子氏。石原と野木氏がタッグを組むのは、2018年放送の『アンナチュラル』(TBS系)以来、約8年ぶりとなる。

『ポリティカルパン』で主演を務める石原さとみ【写真:(C)フジテレビ】
『ポリティカルパン』で主演を務める石原さとみ【写真:(C)フジテレビ】

野木氏「北野Pがフジテレビに移籍したので」

 俳優の石原さとみが、10月7日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『ポリティカルパン』(水曜午後10時)で主演を務めることが19日に発表された。脚本を担当するのは野木亜紀子氏。石原と野木氏がタッグを組むのは、2018年放送の『アンナチュラル』(TBS系)以来、約8年ぶりとなる。

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 本作は、架空の国・ニッポニアを舞台に、使われ方が不透明な“ポリティカル・マネー=政治の金”に目をつけた史上最強の女ルパン・如月弥生(きさらぎ・やよい/石原)が、政界に潜り込んでダークな政治の金を盗み出す怪盗エンターテインメント。弥生は与党金庫番のエリート議員とだまし合いを繰り広げながら、政治の金を根こそぎ奪い取っていく。

 石原が演じる弥生は、直感とひらめき、圧倒的なコミュニケーション能力を武器に人の懐へ入り込む怪盗。石原は2002年のデビュー以来、ドラマ『失恋ショコラティエ』(14年)、『アンナチュラル』、映画『シン・ゴジラ』(16年)、『ミッシング』(24年)などに出演してきた。本作では自由奔放でミステリアスな怪盗役に挑む。

 脚本の野木氏は、『逃げるは恥だが役に立つ』(16年)、『アンナチュラル』、『MIU404』(20年)、『フェンス』(23年)などを手掛け、映画『罪の声』(20年)で第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、『ラストマイル』(24年)でも第48回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。本作は野木氏によるオリジナル最新作で、“政治の金”をテーマにした物語を描く。

 プロデュースを務めるのはフジテレビの北野拓氏。野木氏とは『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』(18年)、『フェンス』に続く3度目のタッグとなる。演出には『いちばんすきな花』(23年)や『silent』(22年)を手掛けた髙野舞氏がチーフ監督として参加する。

 出演者らのコメントは下記の通り。

○石原さとみ
「脚本の野木亜紀子さんから今回のお話を聞いた時は、叫びたくなるほどうれしく涙が出ました。再びご一緒できる喜びと、“ニッポニア”という独自の世界観、そして“不透明な政治の金を狙う大泥棒”という役にワクワクしました。フィクションでありながら学びや気付きが多く、人間たちがとても生々しく描かれていて、台本を読む手が止まりませんでした。

 野木さんが当て書きしてくださった弥生という役柄に最初は戸惑いもありましたが、皆さんと事前に作品を深掘りし、疑問を一つひとつ解消しながら丁寧に解釈をすり合わせることができました。その時間のおかげで戸惑いも自然と消え、クランクインの日には不安もなく、弥生としてこの世界を生きられていることに幸せを感じています。

 共演者、そしてスタッフの皆様もとても頼もしく心強く、安心して身を委ねられる素晴らしい現場です。髙野監督が丁寧に形作ってくださった弥生を最後まで大切に演じ切りたいと思います。撮影が進む今、さらに騙(だま)し合いがヒートアップしております。楽しくて仕方ありません! 野木節炸裂の会話劇、10月からの放送でぜひご堪能ください!」

○野木亜紀子
「NHKドラマ『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話(2018)』、WOWOWドラマ『フェンス(2023)』を共に作った北野Pがフジテレビに移籍したので、14年ぶりにフジテレビで書くことになりました。どこの局だろうとやることは同じで、北野Pは相変わらず無理難題をいうし、資料を山ほど読まされるし、取材の鬼だしで大変です。おかげで今回も、北野Pとしか作れないドラマになっています。そこに頼もしいスタッフ・キャストが集まってくださいました。過去二作と大きく違うのは、架空の国・ニッポニアが舞台であること。なんだそりゃ。ふざけてるのか。そこそこふざけてます。

 ふざけた舞台の真ん中に降り立つのは誰か。真っ先に思い浮かんだのが石原さとみさん。フィクショナルな設定の中でのリアルを見せてくれるに違いない。法医学者・三澄ミコトから8年、混迷のニッポニアをサバイブする如月弥生の職業は大泥棒。テンション低めに軽快に、コケティッシュな魅力を発揮する。彼女の視点でニッポニアを眺めたときに、楽しめるのか、楽しんでいる場合じゃなくなるのか。未来はどっちだ。未来は僕らの手の中に、まだあるのか。皆さん自身の目で確かめてください。お楽しみに。」

○北野拓

「世界中が時代の転換期を迎えている今、国を動かす人たちの決定がダイレクトに自分たちの生活を左右するようになってきていると感じています。そんな混迷の時代に安心して暮らせる世界を守り続けるために、テレビドラマが現実の社会に対して、できることはまだあるのではないか。そうした思いから、この国ではタブー視されている“政治の金”をテーマにした物語を、脚本家の野木亜紀子さんに書いてほしいとお願いしました。野木さんとはこれまでも丁寧に取材を積み重ねた上で、エンタメに落としこむ手法でドラマを共に作ってきて、今回も野木さんとだからこそ描ける題材にチャレンジできることを心からうれしく思っています。

 また、主演の女ルパン・如月弥生役には石原さとみさんをお迎えします。石原さんが野木さんの脚本を愛し、それを超えるお芝居を常に現場で生み出そうと日々格闘する姿を見て、大変心強く思っています。その熱量が伝播して、スタッフ・キャストが一丸となり、日々撮影が進んでいます。ニッポニアを舞台に石原さん演じる女ルパンがどんなダークな政治の金を、その奥にあるものを盗み出すのか。ぜひご期待ください!」

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