渡部陽一、戦場から一転“タマ”撮影「平和が一番」 自由に歩く姿を「従軍のように」追いかける

戦場カメラマンの渡部陽一が16日、都内で行われた『教育番組 タマ 1st写真集 げんじつとうひ』(KADOKAWA)の発売記念イベントに、本作のメインキャラクター・タマとともに登壇。撮影時のエピソードや写真集の魅力などを語った。

発売記念イベントに登壇した渡部陽一【写真:ENCOUNT編集部】
発売記念イベントに登壇した渡部陽一【写真:ENCOUNT編集部】

タマの「どうにでもなれ」を独自解釈

 戦場カメラマンの渡部陽一が16日、都内で行われた『教育番組 タマ 1st写真集 げんじつとうひ』(KADOKAWA)の発売記念イベントに、本作のメインキャラクター・タマとともに登壇。撮影時のエピソードや写真集の魅力などを語った。

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「教育番組」は、クリエイター・ももにくす氏による“存在しない教育番組”をコンセプトにしたオリジナルコンテンツ。日々の悩みや不安、生きづらさをブラックユーモアを交えて描く独特の世界観で、SNSを中心に人気を集めている。

 初の写真集となる本作では、芸人や戦場カメラマン、こども写真館、ウエディングフォトスタジオなど、異なるフィールドの8人がタマを撮影。それぞれの視点でタマのさまざまな姿を切り取った。

 渡部も8人のカメラマンの一人として撮影に参加。オファーを受けた理由を聞かれると、「僕はカメラマンなんです。世界情勢をずっと追いかけてきたんですけど、平和が一番。タマさんの撮影にお邪魔させていただいた理由は、タマさんのシルエットに引き込まれたからです。言葉がなくても動きやシルエットに引き込まれたこと、カメラマンとして平和で穏やかに撮影したいと思い、お邪魔させていただきました」と説明した。

 お気に入りに挙げたのは、緑に囲まれた中で撮影した“カモフラージュ”の一枚。「タマさんが映える色合いで、あえてカメラマンとして緑のジャングルにカモフラージュしたタマさんを撮りたいと思いました。その1枚がうまくまとまったと信じています」と手応えを口にした。

 撮影では、自由に動き回るタマを追いかけながらシャッターを切ったという。「僕は戦場カメラマンですが、今回のタマさんの撮影は、タマさんが自由にそのジャングルのフィールドを歩き回るのを、まさに後ろからついていく従軍のように、タマさんの後ろについて撮影させていただきました」と回想。「写真を見ると感じることがあると思いますが、あくまでタマさんはカメラを意識してない状態です」と自然体の姿を捉えたことを明かした。

 さらに、8人のカメラマンが異なるロケーションや手法で撮影していることにも触れ、「カメラマンさんの向き合い方、撮影の仕方、色など、心がこの1冊に詰まっていると思います」と写真集をアピールした。

 一方、この日がリアルでのマスコミ向けイベント初登壇となったタマ。現在の心境を尋ねられると、フリップボードに記したのは「どうにでもなれ」という強烈な一言だった。

 これを受け、渡部は「さまざまな意味が含まれていると思うんですけど、現実逃避、それぞれが自由に暮らすことが言葉に込められていると僕は推察しました」と独自に解説。持ち前のブラックユーモアを交えながら渡部とのトークを繰り広げた。

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