『はたらく細胞』歌舞伎化決定、片岡愛之助が白血球役 関口メンディー、市川中車ら共演

歌舞伎俳優の片岡愛之助が、2027年4月に東京・新橋演舞場で上演されるスクランブル歌舞伎『はたらく細胞』に出演することが15日、発表された。

スクランブル歌舞伎『はたらく細胞』の上演が決定
スクランブル歌舞伎『はたらく細胞』の上演が決定

関口メンディー、石川凌雅が歌舞伎に初挑戦

 歌舞伎俳優の片岡愛之助が、2027年4月に東京・新橋演舞場で上演されるスクランブル歌舞伎『はたらく細胞』に出演することが15日、発表された。

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 原作の『はたらく細胞』(清水茜氏/講談社『月刊少年シリウス』所載)は、人間の体内を舞台に、白血球(好中球)や赤血球などの細胞たちを擬人化して描かれた作品。シリーズ累計発行部数は1100万部を突破し、実写映画は公開後、国内映画ランキング4週連続1位、興行収入63.6億円を記録した。

 体内に侵入する細菌やウイルスと戦う白血球(好中球)を片岡が演じる。共演には中村壱太郎、市川中車に加え、ダンサーで俳優の関口メンディー、俳優の石川凌雅が歌舞伎に初挑戦する。脚本・演出は横内謙介氏が務める。

 以下は、原作者および出演者のコメント。

○清水茜氏
「『はたらく細胞』を歌舞伎化していただくことになりました! 日本の伝統芸能である歌舞伎という素晴らしい舞台で上演していただけることになり、大変光栄に思っております。どのような作品になるのか、私自身も今からとても楽しみです」

○片岡愛之助
「映画『はたらく細胞』では肺炎球菌を演じましたが、今回は新作歌舞伎『はたらく細胞』で白血球を勤めさせていただくことになりました。映画では身体に攻め込む側でしたが、今回は守る側。関口メンディーさん、石川凌雅さんとは初めてご一緒しますので、どんな化学反応が起こるのか今から楽しみです。そして『スクランブル歌舞伎』という新しいジャンルの第一歩! 幅広いお客様が楽しめて、歌舞伎ならではの表現も存分に体験していただければと思います。ぜひご期待ください!」

○中村壱太郎
「あの作品が歌舞伎に!? えぇ!? ドキドキしながら改めて作品を拝見したのですが……。『この細胞の人間化はとても歌舞伎っぽい! 隈取とか絶対合う!』と感じました。お子様にとって学びにもなる作品、歌舞伎の魅力と共に“親子で楽しめる新たな歌舞伎”を目指したいと思います。私は、人間界の1人なのか、細胞界の1人なのか、どの役をさせていただくことになりますか、皆様ご想像くださいませ!」

○石川凌雅
「この度、歌舞伎として上演される『はたらく細胞』に出演させて頂きます石川凌雅と申します。日本の伝統文化である歌舞伎の世界に挑戦させて頂きます事を心から光栄に思っております。自身の役者人生で培った感性を余すことなく発揮し、私も含めて今作品を通して初めて歌舞伎に触れるお客様にもその魅力を伝えられますよう精一杯努めてまいります!愛之助さんを中心とする素晴らしい俳優の皆様との共演に高まる気持ちが抑えられません。歌舞伎と漫画作品。古典の文化と最新のカルチャーの化学反応をぜひ劇場にてお楽しみください!」

○関口メンディー
「『人生って何が起こるか分からないなぁ』今作のオファーを頂いた日の夜、ぼんやりと考えながら湯船に浸かり、天井を見つめていた時のことを今も鮮明に覚えています。まさか自分が歌舞伎の舞台に立つ日が来るとは、夢にも思っておりませんでしたが『短い一生で、表現者として、このような舞台に立てる人はどれくらいいるのだろうか』と考えただけでもお断りする理由は見当たりませんでした。片岡愛之助さんをはじめ、市川中車さんなど素晴らしい役者の皆様方と同じ舞台に立てることも本当に光栄です。『はたらく細胞』は原作・映画共に大好きな作品でもあります。いちファンとして『はたらく細胞』が歌舞伎によって、どう表現されていくのか楽しみですし、作品の一部になれることを大変嬉しく思います。僕も歌舞伎が好きで何度も観に行っていますので『数ヶ月のお稽古で皆さんと同じように……』とは口が裂けても言うことはできません。それでも歌舞伎の舞台に立たせて頂くからには、伝統と歴史に敬意を払いながら、死に物狂いで喰らいつき、最高の舞台をお届けできますよう、努めて参ります」

○市川中車
「普段我々は意識していないが、その心臓というやつは何十年も休みもせず何億回の鼓動を続けているのだろう。そして我々は目の前にある空気とやらを吸って、代わりに息を吐く。その精巧な繰り返しを『人生』として天は創り給うた。これを我々は『宇宙』と呼ばずして何と呼べばいいのだろう。人間の肉体はその7割が水で出来ているというのだけでも驚くのに、量子力学の世界で分解すれば、我々の肉体は、原子核の遥か遠くの周囲をポツンと電子たちが飛び回って振動しているだけの、実はスカスカの結合体なのだ。その奇跡をこの度、歌舞伎で再現する。まさに宇宙を我々は描く。壮大にならないはずがない」

次のページへ (2/2) 【画像】清水茜氏による特別イラスト
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