『ハイキュー!!』元バレーボール日本代表主将が明かす世界的な影響力 バレーを始めるきっかけに
元バレーボール日本代表主将の柳田将洋が6日、「ハイキュー!!」のプレーを体感できる展示イベント、バレーボール超体験空間『ハイキュー‼オンザコート』のメディア向け内覧会に出席。近年増えているという海外活動の現場で、「『ハイキュー!!』をきっかけにバレーをやりたくなった」という声を多数受けているというエピソードを明かし、作品の持つ絶大な世界的影響力を語る一幕があった。

東大院卒サイエンスコミュニケーターが見た「流体力学」の再現度
元バレーボール日本代表主将の柳田将洋が6日、「ハイキュー!!」のプレーを体感できる展示イベント、バレーボール超体験空間『ハイキュー‼オンザコート』のメディア向け内覧会に出席。近年増えているという海外活動の現場で、「『ハイキュー!!』をきっかけにバレーをやりたくなった」という声を多数受けているというエピソードを明かし、作品の持つ絶大な世界的影響力を語る一幕があった。
同展は、来場者自身がプレイヤーとして「飛ぶ」「打つ」「繋ぐ」といったプレーを体感できる体験型展示イベント(8月7日〜9月13日、東京・ベルサール六本木にて開催)。内覧会にともなう囲み取材には、柳田とともに、大の作品ファンで知られる東大大学院卒・QuizKnock所属のサイエンスコミュニケーター・須貝駿貴が出席した。
会場では作品のプレーを忠実に再現した体験コンテンツが展開されているが、物理学の博士号を持つ須貝が特に熱視線を送ったのが、サーブやトスの軌道を緻密に再現した体験アトラクション「ガチレシーブバトル」だ。
挑戦した須貝は、「手を持っていった方向とは違う方にボールが飛んでくる。フローターサーブの変化には本当に流体力学の素晴らしさを感じました。無回転で空気抵抗を受けて揺れる軌道が研究されて映像化されている」と力説。
同コンテンツを体験した柳田も、「フローターサーブの変化の横幅が想像以上だった。フォームや判断のエラーを正す意味でも、ボールを使わないバーチャルトレーニングとしてプロの練習にも有効活用できるレベル」と、その技術的精度の高さに感心していた。
作中のリアリティーやキャラクターの描写について話題が及ぶと、それぞれの口から深い作品愛が語られた。
『ハイキュー!!』の好きなキャラクターについて、柳田は稲荷崎高校のキャプテン・北信介を挙げ、「当たり前のことを当たり前にする大切さや、表に出さずとも胸に秘めた熱い思いに共感する。自分もキャプテンとしてコートを外れる経験があったので勇気をもらった」と明かした。
さらに、国内外の試合現場での手応えに触れ、アジア圏をはじめとする海外での講習会でも開口一番「ハイキュー!!をきっかけにバレーを始めた」と参加者に伝えられるエピソードを披露。
単なるアニメの枠を超え、世界規模でバレーボールという競技そのものを動かしている作品の影響力の大きさを実体験として明かした。
一方の須貝は月島蛍をピックアップ。「最初はスカしていた彼が、努力を重ねて本気になっていく過程が良い。山口忠の存在を含めて応援したくなる」と愛を語った。
また、会場限定で聴くことができる新規取り下ろしの音声ガイド(及川徹)についても「使い回しではない新しいドラマが描かれていて素晴らしい」とクオリティーを絶賛した。
バレーボール超体験空間『ハイキュー‼オンザコート』は、ベルサール六本木にて8月7日から9月13日まで開催される。
あなたの“気になる”を教えてください