87歳・小林旭、マイブームはYouTubeの“大食い動画”「見続けて朝の6時ごろに寝て」

歌手で俳優の小林旭(87)が4日、東京・麻布台のサウンドシティスタジオで、芸能生活70周年記念曲で155枚目シングル『おとこの慕情』と『今さらながらのマイトガイ』(両A面、今秋発売予定)の公開レコーディングを行った。小林は石原裕次郎さんと並ぶ映画スターだが、歌手としても多くのヒット曲を持つ。実現すれば、30年ぶりの『NHK紅白歌合戦』出場については「『大トリで出てくれ』と言われたら考える」と話した。

小林旭(左から3人目)と記念曲の作家陣。左から水木れいじ氏、叶弦大氏、右が原文彦氏【写真:ENCOUNT編集部】
小林旭(左から3人目)と記念曲の作家陣。左から水木れいじ氏、叶弦大氏、右が原文彦氏【写真:ENCOUNT編集部】

155枚目シングル公開レコーディング

 歌手で俳優の小林旭(87)が4日、東京・麻布台のサウンドシティスタジオで、芸能生活70周年記念曲で155枚目シングル『おとこの慕情』と『今さらながらのマイトガイ』(両A面、今秋発売予定)の公開レコーディングを行った。小林は石原裕次郎さんと並ぶ映画スターだが、歌手としても多くのヒット曲を持つ。実現すれば、30年ぶりの『NHK紅白歌合戦』出場については「『大トリで出てくれ』と言われたら考える」と話した。(取材・文=笹森文彦)

ポルシェ、マクラーレン、ベントレー…昭和を代表するアイドルの華麗なる愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)

 小林は、取材陣を前に『おとこの慕情』(作詞・原文彦、作曲・叶弦大、編曲・庄司龍)を歌った。大人の悲恋を昭和の香り漂う曲調と歌詞で描いた作品。小林は笑みを浮かべて言った。

「メロディーは懐かしさを感じるね。(作曲の)叶弦大さんが作ってくれた『昔の名前で出ています』を彷彿(ほうふつ)とさせる大人のムード曲だね」

『今さらながらのマイトガイ』(作詞・水木れいじ、作曲・叶弦大、編曲・溝渕新一郎)は、歌詞に「スマホ」が登場するなど、時代の流れを「♪昔は昔、今は今」と表現している。

「陽気で楽しい歌だと思う。マイトガイは(作詞家、脚本家の)川内康範さんがつけてくれた。歌う時に川内さんの顔がチラチラするよ」

 155枚目のシングル盤になることについては、「これという心情はない。俺は歌手という意識はない。役者として(歌を)出しているという心情が強いので、役者としてセリフみたいに歌っている感じだね」と話した。

 歌手にとって夢舞台の『NHK紅白歌合戦』には、過去7回出場。最後は1996年で『北帰行』を歌唱している。70周年の年に「30年ぶり出場」となれば、大きな話題となる。そこに向けた意欲を問われると、「最後の『大トリで出てくれれば』と言われれば考えるけど、十把ひとからげだと今さらという気持ちだね」と笑いながら返した。

 精力的にコンサートも開催しており、健康には気を付けている。

「声が出にくくなっている部分はあるが、2時間半のステージをやっていられるだけの声が出ているので、気にしないでやっていこうと思っている」

 最近の楽しみについては、「寝ること」と「YouTubeを見ること」だという。

「YouTubeは楽しい話がいっぱいある。最近は大食いのYouTubeに感心する。肉を7キロぐらい食べて、『あの人たちはどうなっているのか』って思うよ。俺も昔は600グラムぐらい食べたけど、最近はもたれます(笑)。見続けて朝の6時ごろに寝て、気づくと夕方の6時になっている」

 11月3日には88歳(米寿)になる。同日は明治天皇の誕生日で文化の日だ。

「昔は日本中の人が国旗を揚げてくれた。自分も祝われているような気がした。でも、最近は揚げてくれないので、寂しいなって思うよ」

 取材陣から「いつまで歌うか」と問われると、「棺桶に入っても、歌っているんじゃないかな。俺の歌を聴いてくれる人がいれば、歌ってさし上げたいと思います」と話していた。

次のページへ (2/2) 【写真】公開レコーディングに臨む小林旭
1 2
あなたの“気になる”を教えてください