原菜乃華主演ドラマ『もうパパ!』に堤真一が出演 娘をコントロールする父親役「難しかった」
俳優の原菜乃華が主演を務め、今秋スタートのABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『もうパパ!』(日曜午後10時15分)に、俳優の堤真一が出演することが19日、発表された。

吉田恵里香脚本の完全オリジナル、令和のSNS社会を描く
俳優の原菜乃華が主演を務め、今秋スタートのABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『もうパパ!』(日曜午後10時15分)に、俳優の堤真一が出演することが19日、発表された。
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同作は、NHK連続テレビ小説『虎に翼』(2024年)を手掛けた吉田恵里香氏による完全オリジナルの、令和のヒューマンファミリードラマ。動画配信で娘がバズったことをきっかけに、“家族の幸せな日常”をエンタメ化し続けてきた父親と、そんな父親に振り回されながらも「NO」と本音が言えない娘を通じ、令和のSNS社会の光と影を映し出す。家族思いだが優しさを履き違えて子どもをコントロールする親の呪縛から抜け出し、自分らしい人生を切り拓こうとする娘の姿、綺麗ごとでは片付けられない親子のリアルな人生の衝突と再生を描く。
堤が演じるのは、主人公・紀子(=原)の父・多良山良詫(56)。12年前、売れないピン芸人だった良詫は不登校になった紀子を笑顔にしようと、動画サイト・U-tune(ユーチューン)で配信活動を開始。当時、小学生の紀子が「もうパパ!」と怒る姿を投稿し、“怒りんぼ紀子ちゃん”としてバズるきっかけを作った張本人である。以来、家族系チャンネル『タラちゃんねる』を主宰し、紀子と掲げた夢の登録者数100万人に向け活動を続けている。
動画配信に対する良詫の姿勢は、当初から一貫して“娘のニコニコ最優先”。紀子が辞めたくなったらいつでも動画配信を終了するというスタンスを公言している。そんな良詫は、世間から家族思いで理想的な“良いパパ”として親しまれているが、いつからか良詫は、チャンネル登録者数100万人という紀子との夢を叶えることに固執し、娘を笑顔にするためだったはずの動画配信が、話題作りや数字への執着へと無自覚にすり替わっていく。人気者となった愛娘・紀子を外敵から守ろうとする“良いパパ”としての振る舞いも、結果として『タラちゃんねる』人気のために紀子の言動をコントロールし、紀子が自分に本音を打ち明けられなくなっている現実にも気づくことができない。そして、大学生になった紀子の初恋を動画のネタにしようとし、親子の間で大きな問題に発展していく。
家庭生活ではバツ2でシングルファーザー、紀子を含め4人の子を持つ良詫。実は紀子の母で2度目の結婚相手との破綻理由も、『タラちゃんねる』と関係がある。動画配信と私生活、親と子、どちらの境界も見失い、暴走した挙句、泥沼にハマっていく良詫の姿が描かれ、スライム作りや、ASMR、ケーキ爆発ドッキリなどの動画企画にも全力で挑む。
堤のコメントは下記の通り。
――娘役を演じる原菜乃華さんの印象は。
「昔映画で共演していて、そのシーンは覚えてますが、『まさかあの時の少女がこんなに大きくなっているとは!』と、びっくりしました。ということは、それだけ自分も年をとったってことですね(笑)」
――本作の設定やテーマを聞いた印象を教えてください。
「演じる良詫は、僕と全く違う感覚・思考回路なので、その役を演じることはある種の勉強だと思っています。撮影中の今でも、『なぜ良詫からこの言葉が出てきたんだろう』と思うことがあって、自分の中に役を落とし込むことがかなり難しかったです」
――堤さんご自身も子育てされる中で、今回の役どころをどのように思われましたか。
「僕の娘(長女)が10年ぐらい前、親子YouTuberのチャンネルを見ていたんです。最近たまたま次女と動画を見ていたらその人たちの動画が出てきて、動画の中の子どもたちが大きくなっても配信をしている姿を見て、不思議な世界だと思いました。ちょうどその後に本作のオファーがあったので、縁を感じました」
――『タラちゃんねる』の動画でさまざま企画を撮影しましたが、印象的なシーンはありましたか。
「紀子の誕生日シーンでの、ケーキを爆発させるドッキリ企画は印象的です。ケーキの中に風船が入っていて1発でOKが出たので、風船の跳ね方などスタッフの方たちは撮影にあたり、相当研究をされたんだろうなと感じました。あと、ASMR。『こういう企画を視聴者の方は楽しんで見てるんだ~』と思いました」
――注目ポイントや番組の見どころを教えてください。
「子どもが親に反発したり、成長して旅立ったりとさまざまな自立の形があると思います。本作では、紀子が恋愛することがひとつのきっかけになり、自立の道を見つけます。特に紀子と同じ大学生の女性視聴者の方は、共感できる部分がたくさんあるのではないかと思っています」
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