The Right Light、1stアルバムは“成長過程”の1枚 4年後の東京ドームへ「憧れられる存在に」
芸能事務所・アミューズ発のボーイズグループ・The Right Lightが、7月15日に初アルバム『One Step』をリリースした。同作は、6人が出会ってからの約2年間の日々が凝縮されたかのような1枚に仕上がっている。互いに切磋琢磨しながら成長を続けるメンバーたち。初の全国ツアーを控える彼らに今の思いを聞いた。

初の全国ツアーも開催「すごく楽しみ」
芸能事務所・アミューズ発のボーイズグループ・The Right Lightが、7月15日に初アルバム『One Step』をリリースした。同作は、6人が出会ってからの約2年間の日々が凝縮されたかのような1枚に仕上がっている。互いに切磋琢磨しながら成長を続けるメンバーたち。初の全国ツアーを控える彼らに今の思いを聞いた。(取材・文=中村彰洋)
――初アルバム『One Step』のリリースおめでとうございます。初めてCDとして形に残る作品となりますね。
松瀬太虹「今までは配信リリースのみだったので、『ついにここまで来たか』という思いです。最初にこのメンバーが集まった時には、CDリリースまでが遠い道のりに思えていたので、うれしい気持ちと同時に焦る気持ちもあります」
――今作はどのようなアルバムに仕上がっていますか。
西浦心乃助「全9曲が収録されていますが、『Right Light』など結成当初の楽曲には、その当時の雰囲気が詰まっています。デビュー曲『YES』や今回のリード曲『Falling』では、新たな大人っぽい一面など、リリースを重ねるごとにThe Right Lightとしての色味が変化しているので、そういった点も今作の魅力になっています」
ショーン旺「9曲全部が違う一面を持っていて、メンバーそれぞれ楽曲に込める思いも違っていると思います。ステージ上で実際にパフォーマンスをする時に、どのように表現していくかも楽しみです。メンバーと出会ってから2年ぐらいがたちますが、そこからずっと一緒に作り上げてきたものが、全部込められた作品になっています」
木戸啓人「僕たちが出会った頃から、愛を持って作り上げた9曲なので、今までの思いが詰まった作品です。僕たちの成長過程のような1枚になっているので、たくさんの人に聞いてほしいです」
――今回のアルバム制作期間での思い出はございますか。
星秀光「『Crush On You』が僕の中で一番印象に残っています。この曲は、僕らが結成したばかりの頃にいただいた曲なんですが、当時は技術力がまだ足りず、自分たちの歌として表現できるようになってから取り組むことになったんです。いろいろ試行錯誤をしながら、どうすればもっと良い表現ができるんだろうと、考えた上で今回やっと収録できた曲でもあるので、この曲には歴史が詰まっています」
――初の全国ツアー『One Step』も控えていますね。
黒木康正「僕たちは、まだライブ経験が数回しかないのですが、今回のツアーでそれを超える数のライブを一気に行えることがすごく楽しみです。いろんな地域の方々の温かさを感じられると思いますし、この経験を糧に今後につなげていきたいです」
西浦「1箇所を巡るごとに、次のライブがワンステップずつ良くなっていく。そういった思いも込めたツアータイトルになっています」
走り続けた1年で得た手応えと反省点「改めてメンバー全員で見直したい」
――2024年8月に出会ってから約2年、プレデビューからは約1年がたちましたが、この期間を振り返っていかがですか。
星「僕の中では、ほんの少しですが悔しい1年でした。大変なこともありましたが、その中でもちょっとした怠けのようなものがあった気がしています。同じことをずっと指摘されてしまう期間があったり、1つできるようになったと思ったら、何か1つできなくなってしまったり……。もっとうまくできたのではないかと悔しい気持ちがあります。でも、そういった経験をできたことも含めて、充実した1年だったと捉えています」
松瀬「僕も似た思いがあって、日々を当たり前に過ごしすぎたなと思っています。この6人が集まっていること自体が奇跡的なのに、一緒にいることや、レッスンを受けられることが当たり前になっていました。『ちょっとめんどくさいな』と思ってしまっていた日もあり、そういった部分はもったいなかったなと、悔しい思いがあります」
黒木「僕たちは、先のことばかりを見てしまっていて、今が見えていないことが多かったと思います。目の前のことを積み重ねることで、先につながっていくのに、先のことばかりで、一つ一つのレッスンや、周囲の方々への感謝の思いなどが、薄くなってしまっていたなと反省しています。改めて、ツアーまでの期間にメンバー全員で見直したいなと、今日お話をしていて実感しました」
――経験を重ねることで、見える景色も変化してきたと思いますが、今は何をしている瞬間に楽しさを感じますか。
ショーン「僕は、歌っている時に一番楽しさを感じます。一言一言にしっかりと意味を込めて歌っていくと、自分の中で感じるものも変わってくるんです。日常でも、歌詞を大切にしながら聞くことが増えました」
西浦「ライブはもちろん特別なものだと思っているのですが、ライブが作られるまでの準備段階が楽しいです。『Crush On You』のレコーディングは長時間だったのですが、それに気付かないくらい没頭していたり、夢中になれることが増えたので、ライブやリリースをするまでの準備期間の大切さを実感しました」
木戸「僕はライブでキーボードを弾いているので、メンバーが踊っている姿を後ろから見ることが多いんですが、みんなと目が合うと楽しいです。メンバーやお客さんの表情など、全体が見えるので、『みんないい顔してるな』『楽しんでるな』と感じた時に楽しいなって思います」

それぞれが実感するメンバーの成長
――メンバーの背中を見ることができるのは木戸さんの特権ですね。皆さんが出会ってから約2年が経過しましたが、メンバーそれぞれで成長している部分を教えていただきたいです。では、松瀬さんはショーンさんの成長ポイントをお教えください。
松瀬「旺は『自分がこうしたい』を実現できるようになっていると思います。月に1回、ダンスの評価をしていただく機会があるのですが、以前は振りを踊ることに精一杯だった旺が、今は自分の見せたい世界を分かりやすく表現できているんです。自分のことをちゃんと分かっているんだなと思います。会話中にもあえて英語を使って笑いを取り、自分の立ち位置を理解した上での見せ方ができていて、成長したなと思います」
――ありがとうございます。ショーンさんは西浦さんについてお願いします。
ショーン「心ちゃんは、とても大人になったなと思います。みんなも、もちろん大人になっていると思いますが、心ちゃんはめちゃくちゃ周りのことを考えられるようになったと思います」
西浦「今まで考えてなかったみたい……」
ショーン「違う、違うよ(笑)! 集まった当初に比べたら、とても大人っぽくなったんです。もしかしたら、何かの経験が活きているのかもしれないですが、そういったことを新しい自分に変えるための糧にできていることが、素晴らしいと思いました。すてきです」
――では、西浦さんは黒木さんへお願いします。
西浦「康正は、素直になったと思います。年長組で、ビジュアルもずば抜けて大人っぽかった印象があるので、どこか『年上としてしっかりしなきゃ』と思ってくれていたんだと思います。副リーダーのような立ち位置で、グループのことを考えてくれていたからこそ、自分の素直な気持ちを伝えられていないんだろうなと思うことがありました。でも最近は、自分の意見もしっかり伝えてくれるようになったので、康正をしばっていた鎖のようなものが解けたのかなと思っています」
――黒木さんは木戸さんにお願いします。
黒木「啓人は、最近表現というものを楽しんでいる気がしています。以前は、ダンスやお芝居など、表現することに恥ずかしさもあったと思いますが、それがなくなって、表現することを純粋に楽しんでいるんです。ライブ中もとても楽しみながら、キーボードを弾いているのが伝わってきます。啓人がさっき『メンバーが良い表情している』と言っていましたが、啓人の方が良い表情をしてると思います! そんな啓人の姿を見るのが好きです」
――では、木戸さんは星さんにお願いします。
木戸「これまでも見ていなかったわけではないですが、周りをよく見てくれるようになったと思います。仲良くなったからこそ、言うべきことをちゃんと言ってくれるし、ライブ前や練習中にも的確なアドバイスをくれて、すごく気にかけてくれているなと感じます」
――ありがとうございます。最後に、星さんは松瀬さんへお願いします。
星「言動が『リーダーっぽくなったな』と思います。『ここはこうした方がいいよ』とか、僕ら全体のパフォーマンスについて発言することが1番増えました。グループのために働きかけようとする気持ちがすごく現れていて、『太虹頼もしくなったな』と思っています」
松瀬「もっと頼られるように頑張りたいです!」
目指すは4年後の東京ドームの舞台「憧れられる存在に」
――個人での活動も徐々に増えていますが、メンバーが出演されている映像なども見られたりはしますか。
全員「見ます!」
黒木「心乃助は、毎回『ここ良かった』とLINEをくれます」
松瀬「連絡くれるね」
西浦「グループという特別な存在でもありますが、お芝居となった時に、いち役者としてリスペクトの気持ちで見ています。みんなの活躍を見て誇らしいと思いますし、自分も頑張らないとと刺激を受けます」
黒木「うれしいですよね。心乃助が出ていた映画『ブラック・ショーマン』は、心乃助と一緒に映画館に見に行きました。僕は、展開を知らないのに、心乃助は内容を知っているから、先に泣いているんです。『あ、この後感動的なシーンなのかな』と思ったら、案の定、泣けるシーンでした(笑)。隣ですごく泣いていて、ネタバレされました(笑)。グループ活動を始める前は、個人活動などでライバル視してしまって、“バチバチ”するのかなと不安もあったのですが、実際にメンバーが活躍している姿を見ると本当にうれしいです」
――個人活動で、グループのために意識していることなどはございますか。
西浦「僕は今回出演させていただく『GTO』(カンテレ/7月20日スタート)で、考え方が変化しました。グループ結成当初も、僕はありがたいことに、映画やドラマに出させていただいていましたが、その頃は、良くも悪くも、自分の実力を磨くことだけに集中していました。でも、メンバーと過ごす時間を重ねるごとに、『もっとグループとして売れたい』という思いが強くなってきました。今回の『GTO』も、もちろん役者としてステップアップしたいという思いもありますが、出演が決まった時、真っ先に考えたのは、『グループを知ってもらうためのきっかけにしたい』ということでした。お芝居で僕に注目していただいて、The Right Lightのことを知ってもらえれば、5人のイケメンたちが待ち構えているので、誰かしらは刺さってくれると思います(笑)。だからこそ、今回の『GTO』はグループを代表するつもりで臨んでいます」
――この先の目標をお聞かせください。
星「僕たちは、4年後に東京ドームに立つという大きな目標を掲げています。でも、まずはその前の目標を一つ一つクリアしていく必要があると思っています。ダンスの基礎レベルを上げる、Zeppツアーをする、という風に、地に足をつけながら、一歩ずつ進んでいきたいです。大きい夢を持つことも大切ですが、まずは目の前のことを完璧にこなしていくことが、大きな目標を達成するために必要なことだと思っています」
松瀬「みんなそれぞれ憧れの人がいると思いますが、僕たちに憧れてアミューズに入りました、歌を好きになりました、と言ってもらえるような存在になりたいです。僕たちは上ばかりを見ていて、『自分たちは大したことない』と思ってしまいがちなのですが、The Right Lightの名前が、アミューズのホームページで名だたる先輩方と一緒に並んで載っているんです。僕たちも、どんどん大きくなって、憧れられる存在になりたいです」
西浦「4年後の東京ドームに向けて、もっと知名度を上げられるような1年にしていきたいです。それと、どんな時でも感謝だけは忘れたらダメだと思っています。国民的なグループになっていくためにも、日々の感謝の気持ちを大切にしていきたいです」
□The Right Light(ざ・らいとらいと)2025年3月発売号より集英社「Myojo」での連載をスタート。グループ名は読者投票により決定した。11月22日にデジタル配信シングル『YES』でデビュー。2026年7月15日に記念すべき1stアルバム『One Step』をリリース。7月29日からは初のライブツアー『One Step』で7都市を巡る。
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