『HERO』『古畑』…ヒット連発の敏腕プロデューサーを代表取締役に据えたワケ フジ社長が明かす「理屈と感性のバランスが」
フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(以下、FMH)及びフジテレビが25日に都内で定時株主総会を開き、終了後に清水賢治社長が東京・台場の同局で取材に対応した。

FMHとフジが株主総会
フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(以下、FMH)及びフジテレビが25日に都内で定時株主総会を開き、終了後に清水賢治社長が東京・台場の同局で取材に対応した。
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FMHの総会では、清水氏が代表取締役社長を続投する人事案などを承認。ニッポン放送代表取締役社長・檜原麻希氏らが新任として取締役に加わる。フジテレビは、清水氏が代表取締役社長を続投。共同テレビジョン代表取締役社長・石原隆氏が新任として代表取締役となる案も承認された。
石原隆氏は1984年にフジテレビに入社。ドラマの企画やバラエティー番組の編成・制作に携わり、『世にも奇妙な物語』(90年)、『古畑任三郎』(94~06年)、『やまとなでしこ』(00年)、『HERO』(01年)などのヒット作を手がけてきた名プロデューサーで、『世にも奇妙な物語』では1期先輩の清水氏とともに企画を手掛けている。
17年に取締役に昇進し、21年に日本映画放送株式会社代表取締役社長に就任。25年に共同テレビジョン代表取締役社長に就任。清水氏は石原氏について「彼の実力はよく分かっているつもりです」と前置きし、抜てき理由を説明した。
「普通の『単にクリエイティビティーが高い』というだけでなく、企画の立て方に極めて再現性が高いことです」
現在、フジテレビは「放送局」という枠組みを超え、IP(知的財産)コンテンツを起点としたビジネスモデルへの大転換を図っている。1500億円という巨額の投資枠を設け、コンテンツでいかに回収していくかが至上命題となっている。
「そういう(論理的な)能力を持つ人間というのは、企画を見る面でも単なる感覚だけで見ないというところが非常に重要です。彼の場合は理屈と感性とのバランスが極めていい。コンテンツを起点として考える時、単なる感覚の『やりたい』だけではなく、投資回収という考え方の中で理論的に考えられる人間です。そこを高く評価しています」
かつて編成担当として未来を語り合った2人が、今度は経営トップとしてタッグを組む。
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