アイドル卒業から3年半…「さすがに結婚していると思っていた(笑)」 須田亜香里、34歳の恋愛観と“夢”への青写真
元SKE48の須田亜香里はアイドルとして13年間を過ごしたのち、2022年11月にグループを卒業して以降はタレントとして活躍している。かつて「アイドルを辞めてしまったら自分はどうなるんだろう」と語っていた中で、タレント人生は4年目に突入。今年10月に35歳を迎える彼女は、自身の現在地をどのように捉えているのか。結婚観とともに、今後のビジョンについて語ってくれた。

31歳でアイドル卒業…やりたかったことの一つが「結婚」
元SKE48の須田亜香里はアイドルとして13年間を過ごしたのち、2022年11月にグループを卒業して以降はタレントとして活躍している。かつて「アイドルを辞めてしまったら自分はどうなるんだろう」と語っていた中で、タレント人生は4年目に突入。今年10月に35歳を迎える彼女は、自身の現在地をどのように捉えているのか。結婚観とともに、今後のビジョンについて語ってくれた。(取材・文=小田智史)
2009年にSKE48の3期生オーディションに合格した須田。10年11月の4thシングル『1!2!3!4! ヨロシク!』から選抜メンバー入りを続け、20年1月の26thシングル『ソーユートコあるよね?』で初のセンターも経験した。“握手会の女王”と呼ばれ、AKB48選抜総選挙では2位にまで躍進。31歳となった誕生日翌日の22年11月1日にSKE48を卒業し、13年にわたったアイドル活動に終止符を打った。
卒業からの約3年半を「早いですね」と振り返りつつ、「さすがにそろそろ結婚していると思っていたので、びっくりしています」と人懐っこい笑顔を浮かべた。
「31歳でSKE48を卒業して、一番やりたかったことの一つが『結婚』でした。お相手は特にいなかったんですけど、結婚もしてみたいし、恋愛もしてみたいなと。もう少し自由に生きてみたいという思いもあって、卒業した部分はありました。20代丸ごと全部を(アイドルに)捧げてしまったので、ブランクが大きすぎて思うようにいかずショックです(笑)」
過去には「35歳まではお仕事も恋愛も全力で」とも発言していた中で、あと4か月で35歳となる。もっとも決して焦りがあるわけではなく、自分なりにそういった状況も楽しめているという。
「今を楽しんでるからこその今回のフォトブック(『アカリノアルヒ』。25日発売)ですね。自分の時間の使い方一つ取っても、未婚だからこそできることはあると気づきました。お嫁に行けないことを残念だと思うよりも、『独身も最高だよ』って(笑)。(結婚の)タイミングがまだなりに、心ゆくまで遊んで、楽しんでから考えてもいいじゃないかなと思うようになりました。いろんな景色を見て、悔いなく働いて、それから考えてもきっと遅くない。わりと体内年齢は若い方なので焦らずにいたいです」

“アイドルじゃない”自分への不安を払しょくしてくれたファンの存在
SKE48を卒業する際、「アイドルを辞めてしまったら自分はどうなるんだろう」と語っていた。実際、「不安でした……」とアイドルからタレントの道を歩み始めた当時を振り返る。
「今のところ一生不安です(苦笑)。どれだけ仕事がうまくくいっていても、どれだけ毎日が楽しくて充実していても、『10年後、私は何をしてるんだろう』といまだに思いますし、これは誰しもが持っている不安でもある気がします。でも逆に、未婚だからこその不安かもとも思う部分もあります。もちろん実家はあるけれど、家族と一緒に行動していないからこそ、守るべきものがないからこその不安なのかなと。守るべきものがあったら、この不安は生まれる隙すら与えられないんじゃないかとも思って。想像ですよ、全部(笑)。不安だけど、ないことをずっと考えていて楽しいので飽きないです」
アイドル時代、容姿いじりも逆手に取って個人活動を広げ、選抜総選挙で2位にまで躍進し、タレントとなった今も決して飾ることなく、等身大の自分を発信し続けている。それは、どんなことがあっても受け止めてくれるファンの存在が根底にあるという。
「アイドルをやっていた時は、『アイドルじゃない自分には価値がないんじゃないか』と思ってしまうくらい、本当に卒業するのが怖かったです。でも、アイドル卒業後も変わらずファンでいてくださる方々が、私が幸せで笑っていればいいと言ってくださったんです。タレントとしての応援もしてくれているけど、『須田亜香里』という人間の人生を応援してくれたり、等身大の私を受け止めてくださる。逆に私もファンの方の人生を応援しているし、お互いに高め合える幸せな人生を送れているというのは、すごく支えになっています。だからこそ、リアルな悩みも大っぴらに言えます。逆に、うまくいってたら私は静かになる気がします(笑)」
自分自身が俯瞰(ふかん)して見た「須田亜香里」については、「もう少し楽にしてあげたいですね(笑)」と語る。
「まだまだ人目が気になるし、まだまだ自由になりきれてない感じがして、本当の須田亜香里はもう少し破天荒なところもあります(笑)。たとえばコメンテーターのお仕事をしている私を知ってくださっている方からすると、本当の私を見ると『思っていたのと違う』と言われてしまうかもしれません。逆に、10年以上応援してファンクラブにも入ってくださっている方とかは、何をしても『いつものあかりんだな』とびっくりしない方が多いですね。人目を気にしないで生きていける自分にいつかなれたらいいなと思います。人の評価とか、どう思われるかを気にしてるうちが華かもしれないですけどね(笑)」

アクション芝居への挑戦に意欲
現在34歳。人生を謳歌(おうか)する須田だが、「仕事もプライベートもやりたいことが多すぎて、人生の時間が足りないかもしれないと思い始めて、そこに今焦っています(笑)」と明かし、今後の自分に対する思いを口にした。
「今、仕事でやりたい一つが、お芝居でアクションを取り入れること。アクションのレッスンも少しずつ始めています。今年35歳になるということで体力も無限ではなくて、蹴りの稽古をしたりすると、関節部分が100パーセントじゃないことを少しずつ実感するようになってきたので、1歳でも若いうちに経験値を増やさなきゃ、今できることいっぱいやらなきゃと思います」
明るく、エネルギーに満ちあふれた須田は、これからもありのままの自分を貫く。
□須田亜香里(すだ・あかり)1991年10月31日、愛知県生まれ。2009年11月にSKE48に加入。16年、17年のAKB48グループ選抜総選挙では2年連続「神セブン」に選ばれ、18年には自己最高となる2位を獲得。グループ在籍中は“握手会の女王”とも呼ばれた。22年11月にSKE48を卒業し、現在はテレビやラジオなど多方面で活動している。
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