森田剛主演の映画『見上げてごらん』10月公開決定 デジタル限定ビジュアル&コメント解禁

俳優の森田剛が主演を務める映画『見上げてごらん』が、10月30日にテアトル新宿ほか全国で順次公開されることが19日に発表された。併せて、Web限定公開のデジタル・ティザービジュアルとコメントが解禁された。

『見上げてごらん』で主演を務める森田剛【写真:(C)2026「見上げてごらん」製作委員会】
『見上げてごらん』で主演を務める森田剛【写真:(C)2026「見上げてごらん」製作委員会】

新鋭監督がダブル監督

 俳優の森田剛が主演を務める映画『見上げてごらん』が、10月30日にテアトル新宿ほか全国で順次公開されることが19日に発表された。併せて、Web限定公開のデジタル・ティザービジュアルとコメントが解禁された。

 本作は、是枝裕和監督率いる映像制作集団・分福の新鋭監督2人、森本晶一氏と佐藤快磨氏のダブル監督が手掛けるヒューマンドラマ。

 森田が演じるのは、巨匠マンガ家のアシスタントを長年務める42歳のちょっと情けない主人公・土屋輝一。別居中の妻は人気声優で、高校受験を控えた娘とは気持ちがすれ違ってばかりという役どころだ。夢の賞味期限はとうに過ぎているが、まだまだ人生を模索している土屋を中心に、マンガづくりに携わる迷えるオトナたちの、ちょっとおかしくて、ちょっと心を軽くしてくれる物語が描かれる。

 監督・原案・脚本を務める森本氏は、小泉堯史氏、降旗康男氏、是枝氏らに師事し、是枝氏の『万引き家族』、『怪物』などで助監督を務めてきた。森本氏自身の経験から着想を得た原案・オリジナル脚本で、長編劇場映画監督デビューを果たす。もう一人の監督である佐藤氏は、長編劇場映画監督デビュー作『泣く子はいねぇが』で第68回サンセバスチャン国際映画祭コンペティション部門最優秀撮影賞を受賞しており、本作が長編劇場映画2本目の監督作となる。

 解禁されたデジタル・ティザービジュアルは、土屋の画像が「マンガ風~水彩画風~リアル」へと変わっていくモーフィング映像となっている。写真は写真家の草野庸子氏が撮影した。気負わぬ表情に添えられた「これでいいじゃん」というキャッチコピーは、土屋らしい言葉で本作を表現している。

 出演者と監督のコメントは下記の通り。

○森田剛
「土屋輝一役の森田剛です。不思議な映画です。2人の監督の魅力が詰まった作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧になって下さい。よろしくお願いします」

○森本晶一氏
「こんにちは、監督の一人の森本です。『見上げてごらん』は、信頼するスタッフたち、大好きな俳優の皆さん、そしてこの10年間映画作りのことを語り合い、長い時間を従兄弟のように過ごしてきた親友・佐藤くんと、楽しみながら作った映画です。この映画には手にアセモができるようなスリリングな展開や、観た後に巳はカスだと自省するような高尚なメッセージ、つかの間の現実逃避をさせてくれるようなぶっ飛んだ世界観などはありません。僕たちが目指したのは、普通の人間の、殊更普通な一面を見つけることです。自分が無意識のうちに抱いている、人に指摘されると恥ずかしい感情や、掃いて捨てるべき愚かな態度や言動をわざわざゴミ箱から拾い集め、つながせていただきました。出来上がった映画は、ちょっと不思議なものになったと思います。よろしくお願いします」

○佐藤快磨氏
「もう一人の監督の佐藤です。今回ダブル監督という形で、森本さんと『見上げてごらん』を作りました。始動前に森本さんと決めたルールは2つ。役割の棲み分けはせず、常にふたりで話し合って決めること。ふたりの会話は閉ざさず、オープンにすること。リハーサルや撮影、編集に至るまで、監督同士の会話がスタッフ、俳優部の皆さんとの対話の場へと自然に拡がり、そこでまた新たなアイデアが膨らんでいく、そんな現場だったように思います。本作は漫画業界の片隅に生きる人々を描いた映画です。日々の生活や仕事にまつわるこもごも、そこで生まれるおかしみや切なさ、それらをこぼさないように撮影しました。ぜひ劇場でご覧ください」

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