ミセスによるエンタメの祭典『CEREMONY』、ORANGE RANGEら豪華顔ぶれ 藤澤涼架はAIの歌に涙【ライブレポート】
エンタテインメントの祭典「Mrs. GREEN APPLE presents『CEREMONY』」が10日、神奈川・Kアリーナ横浜で開催された。同祭典は3人組ロックバンド・Mrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)のボーカル&ギター・大森元貴が発案したエンタテインメントショー。10、11日の両日に行われ、10日のDAY1には、AI、asmi、超ときめき♡宣伝部、ORANGE RANGE、s**t kingz 、TOMORROW X TOGETHERが出演した。

10日にDAY1開催
エンタテインメントの祭典「Mrs. GREEN APPLE presents『CEREMONY』」が10日、神奈川・Kアリーナ横浜で開催された。同祭典は3人組ロックバンド・Mrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)のボーカル&ギター・大森元貴が発案したエンタテインメントショー。10、11日の両日に行われ、10日のDAY1には、AI、asmi、超ときめき♡宣伝部、ORANGE RANGE、s**t kingz 、TOMORROW X TOGETHERが出演した。(取材・文=コティマム)
曲線の美しいステージセットには、赤や黄、紫、ピンクなど色とりどりの生花がびっしりと施されていた。ステージ中央前には8つの円卓が広がり、出演アーティストが席についた。同祭典は「ジャンルや活動の形に関係なく、すべての音楽にリスペクトを送りあえる場でありたい」との思いから、2025年にスタート。ファッションも含めた「総合エンタテインメント」の場にしたいと考え、来場者にもドレスコードをうながし、出演者も『CEREMONY』ならではのファッションに身を包んだ。
この日のミセスのファッションテーマは「ヒーローズジャーニー(英雄の旅)」。「旅を通して、仲間と共に試練を乗り越え、より良いチームへ。自分へ。」というコンセプトのもと、DAY1では大森、若井滉斗、藤澤涼架が『オズの魔法使い』からインスピレーションを得た衣装でステージに登場した。
主人公・ドロシーを思わせる水色の衣装に身を包んだ大森は、「この『CEREMONY』ですが、フェスでも対バンイベントでも授賞式でもございません」と説明。「僕らはこのイベントを『ボーダレス』という言葉で説明します。今日くらいは、競争心や闘争心が原動力ではなく、互いのカルチャーに触れて、『音を楽しむ』と書いて『音楽』ということを、ここにいる皆様と再提示したいと考えております」と、『CEREMONY』の趣旨を語った。

asmiは2022年にミセスとコラボ
トップバッターでプレゼンターを務めたシンガー・ソングライターのAIは、興奮気味に言った。
「こんな素敵なアーティストたちとライブを見せ合ったりとか、なかなかできないですよね。今日はお互いを讃え合う日。最高じゃないですか! 国同士でもやってほしいって思うくらい」
そして、「ミセスの皆さまありがとうございます」と感謝。「最高にPEACEに楽しんで帰りましょう!」と呼びかけた。

続けて4人組ダンスパフォーマンスグループのs**t kingzが最初にパフォーマンスを披露した。『MORECHAU』、新曲の『slow burn』、『愛が呆れ果てるまで feat. 三浦大知, SKY-HI』。立て続けの3曲で高度なダンススキルを見せつけた。

続いてシンガー・ソングライターのasmiが、迫力あるバンドの演奏に合わせてテレビアニメ『ポケットモンスター』のオープニングテーマ『ドキメキダイアリー』や『Call me』を歌い上げた。さらに自身の片思いの気持ちをつづった新曲『東京タワー』もお披露目した。
その後、asmiは感慨深げに言った。
「10代のころからミセスの音楽をずっと聴いていて、初めて好きになった曲が『Speaking』。今日、ここに来るまでの車の中でも聴いていたら、涙がポロポロポロって出てきて……」
2022年にはミセスと『ブルーアンビエンス』でコラボしており、「4年越しにこんなに大きい特別なステージに呼んでいただけたことが本当にうれしくて。ミセスの皆さまをはじめ、一緒に楽しんでくださっている皆さま、ありがとうございます!」と感謝した。

ミセス藤澤「AIさんの人柄の優しさがものすごく伝わってくる」
続けて、カラフルな衣装で5人組女性アイドルグループ・超ときめき♡宣伝部が登場した。超ときめき♡ブルーの辻野かなみが「CEREMONYにお越しのみなさーん! こんにちはー!」とかわいらしく呼びかけ、『最上級にかわいいの!』と『トゥモロー最強説!!』を披露。『超最強』でステージから降り、「♪超かわいいって言って!」「AIさんも超かわいい~」「ORANGE RANGEさんも超かわいい~」と、円卓の各出演者たちのもとを周りながらパフォーマンスした。

5人組ロックバンド・ORANGE RANGEは、軽快なハイサイのメロディーとともに登場した。ボーカルのRYOは「ミセス、こんな最高の場所に呼んでくれてありがとう!」と喜び、「沖縄の空気、皆さまに届けたいと思ってるけど、ついてこれますか?」と問いかけて『イケナイ太陽』をスタートした。
割れんばかりの歓声が起こる中、HIROKIが「僕らは沖縄出身ということで、沖縄ではおめでたい席に欠かせない『カチャーシー』という踊りがあるんですけど、今日は皆さんと一緒に踊りたいんです!」と提案。「やり方は簡単。両手を挙げて、左右になんとなく振る! 合いの手で『イーヤーサーサー』! これで完璧です」と、ファンと一体となってカチャーシーを踊った。続けて『1000%』と『上海ハニー』を披露し、会場の熱をさらに高めた。
ここで、プレゼンターを務めたAIが再登場。パワフルな歌声と美しいコーラスで『Not So Different -Remix』『ハピネス -Acoustic』を歌唱した。『ハピネス -Acoustic』では、「♪ラ~ララ~ララ~」のコーラスをファンとコール&レスポンス。さらに続けてアカペラからの『Story』『アルデバラン』を熱唱すると、その圧倒的な歌声に観客は聴き惚れた。
ミセスの藤澤は「僕、AIさんの歌で泣いちゃった」と明かし、「パワフルで力強いんだけど、AIさんの人柄の優しさがものすごく伝わってくる。心が(優しさを)受け取らせていただきました」と感謝した。

終盤には韓国5人組グループ・TOMORROW X TOGETHERが、8枚目ミニアルバム『7TH YEAR: A Moment of Stillness in the Thoens』のタイトル曲『Stick With You』や、UKスタイルのハウスビードのきいた軽快な『I’ll See You There Tomorrow』を披露した。
TAEHYUN(テヒョン)はラストの曲について、「この場所で披露することができて、とってもドキドキする曲です。なぜなら、次の曲はMrs. GREEN APPLEの大森さんが提供してくださった曲だからです!」と説明。会場が大歓声に包まれる中、大森は「オレ!」と自分を指さし、笑いを誘った。
TAEHYUNは「僕たちも大好きな曲ですが、より多くの方に伝わるように、全力で歌いたいと思います。それでは聴いてください、『Force』」と曲紹介。5人はステージ左右を動き回り、ジャンプしながら元気いっぱいにパフォーマンスした。

トリを務めるのはミセス。大森が「いけるかー? CEREMONY!」と声をかけ、『ANTENNA』のイントロが流れると、客席から大歓声とハンドクラップが起こった。張りのあるハイトーンボイスで会場を沸かせ、さらに『コロンブス』も歌うと、「楽しんでますか? もっともっと声出せるでしょ!」と盛り上げた。
続けてアコースティクギターを抱え、『風と町』をパフォーマンス。さらにスモークの中でひしひしと訴えるように歌唱した『天国』では、会場中がその真剣な歌声に集中した。
会場が暗転すると、「最後の曲になります。どこまでもいけますね、本当に今日はありがとう!」と伝え、『GOOD DAY』がスタート。ファンと一緒に「♪ラララ~」とコーラスを重ね一体化し、最後は火花が吹き上がる演出で会場が照らし出された。大森は「CEREMONY~! 愛してるよ~!」と声をかけ、ラストは3人で深々と頭を下げた。
鳴りやまない拍手と歓声の中で再び登場した3人。大森は、「2026年、CEREMONY第2回目、楽しんでいただけましたでしょうか?」と呼びかけ、「お互いを讃え合うとか、きれいごとに聞こえるかもしれませんが、そのきれいごとを一生懸命やりたいと思って始めました。2回目にして、こんなに愛に包まれた空気にしてくださり、ありがとうございます」と感謝した。そして、「また来年も会いましょう! また来年もCEREMONYで!」と次回開催を約束し、大歓声の中で幕を閉じた。
DAY1では、俳優の竜星涼や、藤澤とTBS系連続ドラマ『リブート』で共演したドランクドラゴンの塚地武雅、パリオリンピックスケートボード女子ストリート金メダリストの吉沢恋、スノーボードW杯で総合優勝した戸塚優斗らもプレゼンターとして登場。会場では、卓球日本代表の張本智和や、東京五輪競泳女子200メートル、400メートル個人メドレー金メダリストの大橋悠依、南海キャンディーズの山里亮太らが観覧した。
アーティスト席の円卓ではアーティスト同士が自然と席替えをして交流。互いのライブをノリノリで応援したりするなど、ジャンルや世代を超えたボーダレスな祭典となった。
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