大学准教授、フェラーリ名車に感じた運命 ドライブから生まれる発想「その投資はそれ以上になって…」
クルマ愛好家の大学准教授が、フェラーリの名車テスタロッサの“共同所有”に夢中だ。歴史的価値のあるクラシックカーや希少性の高いスーパーカーを指す「コレクタブルカー」を共同所有できる新たなサービスが反響を呼んでいる。オーナー権利を8人で分け合い、メンテンナンスや保管の手間はかからず、年間12日間自由に乗れて、売却時にはその金額も分配される。「いつかは」と思ってはいたが踏み出せずにいた憧れのカーライフを実現するサービスだ。スタートアップ企業「RENDEZ-VOUS(ランデヴー)」が手がけ、栄えある納車1号となるのが、1989年式の真っ赤なテスタロッサだ。経営学を研究し、学生企業家を世に送り出している大学准教授の40代男性オーナー。グローバルな華麗なる愛車遍歴、そして、画期的サービスに魅了されたワケとは。