「優等生がコンプレックスだった」 女優として開眼、若月佑美にとっての転機はコメディー
女優の若月佑美が主演舞台「薔薇王の葬列」で、男女両方の性別を持って生まれたことやネグレクトなど複雑な背景を持つ役に臨んでいる。高校在学時にデビューしてから約10年。「優等生と言われることがコンプレックスだった」という少女は、自分をさらけ出す役者業を通じて「マイナスと思っていたことが自分だけの武器になる」と開眼した。「今年一番の挑戦」と定める舞台をステップに、「限界を決めずに、高みを目指したい」と飛躍を誓っている。