港区の池で見つかった巨大ナマズ、移送当日に死亡確認 関係者絶句…外来種の問題提起に
東京・港区にある有栖川宮記念公園の池で2月に行われた生物調査の際に、体長144センチの特定外来生物・ヨーロッパオオナマズが見つかった。外来種問題を啓発する京都市内の専門施設に引き取られる予定だった9日朝、死んでいるのが確認された。同区が1か月以上、公園内の施設で懸命の養生を続けてきたが、悲しい結果となり、関係者は一様に肩を落とした。区の担当者は「きょうに限ってこういった形になり、残念です。このような状況を含めて、外来種問題を考えるきっかけになれば」と言葉を絞り出した。