“女を売る雰囲気”も…生保レディーがノルマ至上主義に見た地獄 友達LINEグループ追放の果て
ライフステージを重ねる中で、人生設計に欠かせない生命保険。顧客勧誘や手続きを担うのが保険外交員だ。女性が多い職場というのが一般的なイメージで、「生保レディー」とも呼ばれている。一方で、激しい契約ノルマが従事者を苦しめる“負の構造”が指摘されている。セクハラや枕営業といった妙なうわさがあることも確かだ。実はあまり語られない生命保険業界の内情とは。変わるべきこととは何か。生命保険会社に勤務経験があり、実体験に基づいた著書『気がつけば生保レディで地獄みた。もしくは性的マイノリティの極私的物語』(古書みつけ刊)の作者・忍足みかんさんに聞いた。