元精鋭SPが語る“知られざる世界” 優秀人材の見分け方は「車両の乗降の基本動作」
安倍晋三元首相の銃撃事件から3か月あまり、国内を震かんさせたテロ行為により、SPという職業にもあらためて世間の関心が高まっている。テレビドラマや映画など、フィクションの世界ではなじみ深い存在も、現実にはほとんどの人が関わることがないSPとは、いったいどんな仕事なのか。かつて大手警備会社のセコムグループで全国に10人しかいない「一軍」の精鋭部隊に所属、現在はベンチャー企業の株式会社ファストコムで人事を務める山口大介さんに、知られざるSPの世界について聞いた。