物議醸す映画『先生の白い嘘』、取材記者が明かす監督発言の経緯「ICを入れたかは聞くと決めていた」
映画『先生の白い嘘』(公開中)に関して、今月4日配信したENCOUNTの三木康一郎監督へのインタビュー記事が大きな反響を呼んでいる。撮影時におけるインティマシー・コーディネーター(性的なシーンを撮影する際、俳優が安心できる撮影の環境作りをサポートする専門家、以下IC)を入れなかった理由を明かした内容などで、配信直後からネット上で大きな物議を呼んだ。翌5日には、製作委員会がICを入れなかった認識の甘さを認める謝罪を含めた声明文を発表。だが、ENCOUNT編集部側には事前連絡は一切なかった。インタビューを担当した平辻哲也記者は、この状況も踏まえ、取材の経緯、記者としての思いをつづった。