ビッグモーターの除草剤散布、法的責任は? 「過失」盾に刑事責任問えない可能性も
保険金不正請求疑惑が明らかになった中古車販売大手「ビッグモーター」で、店舗前の街路樹や植え込みが枯れている事態が相次いで報告されている。報道では、「環境整備」と称し従業員によって除草剤の散布や伐採が行われていたことが告発されており、同社は28日、ホームページ上で事実関係を認め謝罪した。公共の街路樹や植え込みを枯らすという一連の行為は、どのような罪に問われる可能性があるのか。また、民事による損害賠償はどの程度求めることができるのだろうか。弁護士に見解を聞いた。