ゼレンスキー大統領の通訳務めた在日ウクライナ人の矜持「国のために命落とすことが当たり前」
ロシアがウクライナに侵攻を開始し、17日で3週間が経過した。長期戦の様相を呈する中、在日ウクライナ人の戦いも終息が見えない。2019年にゼレンスキー大統領が来日した際に、通訳を務めたウラディーミル・ミグダリスキーさん(京都情報大学院大学准教授)は、母と弟を南部の港湾都市オデッサに残す。毎日横になるものの、「1、2時間しか寝られていない」と話すほど、気が休まる時間はない。「私も自分のママを呼びたい」と、日本への避難を願っている。