せっかくの名物を「使いこなす、使い倒す」 ご当地“アジ”グルメ開発、きっかけは本場で食べた「おいしさの衝撃」
続々と誕生するご当地グルメの中で、“あえて王道”を押し出す新メニューが注目を集めている。千葉・南房総市の名産のアジを活用した『旨アジ∞(エイト)』だ。なめろうなどアジの伝統料理が有名な千葉で、新食材や奇抜な商品を持ってくるのではなく、ド直球で勝負。地元ゆかりの江戸時代の小説『南総里見八犬伝』にちなんで、「アジ料理を4種類以上含んだ8種類のメニュー」と定義付けており、お店独自のアイデア料理が楽しめる。夏場の旬を迎えた、温故知新のアジ料理。仕掛け人を直撃した。