「赤いきつね」CM騒動、少数の声を取り上げ架空の炎上演出 専門家はメディアの責任も指摘
東洋水産が販売するカップ麺「マルちゃん 赤いきつね」のアニメCMを巡る騒動に、波紋が広がっている。当該CMを巡っては、一部から「性的だ」「キモイ」と批判する声が上がったものの、これらの批判に否定的な反応も多く、専門家からは本来の炎上とはかけ離れた「非実在型炎上」を疑う声もある。近年頻発するネット炎上の中にはこのような疑問符の付く拡散もあるが、いったい誰が何の目的で炎上を起こしているのか。ネット炎上に詳しい国際大学グローコム客員研究員の小木曽健氏は、一部の炎上対策コンサルタントによる“マッチポンプ”の可能性も指摘している。