【プロレスこの一年 ♯46】アントニオ猪木が日本マット界初の賞金マッチ 「夢のオールスター戦」で8年ぶりのBI砲 79年のプロレス
今から42年前の1979年(昭和54年)のこの時期(5月10日)、新日本プロレスのアントニオ猪木が日本マット史上初の賞金マッチを敢行。新日本初参戦のジャック・ブリスコを相手に、自身が保持するNWFヘビー級王座とともに賞金をかけての試合が行われた。この試合に勝った猪木は試合後、現金をリング上からばらまいた。いまでいうレインメーカーの元祖は、やはり猪木の作ったリングにあったということか。また、79年は国際、新日本、全日本の3団体が集結する「夢のオールスター戦」が実現した年としても記憶されている。今回は、79年のプロレス界を振り返る。