学校ではずっと「孤立」 日系ブラジル人両親の下で育ったカウアン・オカモト、心の支えになった音楽
ジャニーズ事務所の故・ジャニー喜多川前社長による性加害問題で、告発者の1人であるカウアン・オカモトが、新たな歩みを進めている。今年4月に東京・日本外国特派員協会で記者会見し、性的被害について告白したことで、社会全体で被害防止に向き合う機運が高まった。「自分にうそはつかない」という信念を持って告発を行ったカウアンはこのほど、自身の来歴や事務所時代の出来事についてつづった著書『ユー。ジャニーズの性加害を告発して』(文藝春秋刊)を上梓。これまで志を持って取り組んできた音楽活動に、より一層注力している。カウアンの今後の夢とは。