俳優の小栗旬が16日午後8時からカンテレ・フジテレビ系で放送されるスペシャル番組「さんまのまんま秋SP」に出演する。さんまと舞台で共演して以来、約18年の付き合いとなる小栗の2人が絶妙なトークを繰り広げる。

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　さんまが小栗を「キスシーンうまい」と、褒めたことからラブシーンの話題に。「ラブシーンは苦手」と言うさんまは、過去の恥ずかしい失敗談を披露する。一方で、事前に監督や相手の女優と話し合いをするという小栗は「振り付けみたいな感じ」と持論を述べる。太宰治を演じた映画では、ファンの多い人物だけに不安があったことを吐露した。しかし、太宰ファンを公言しているある芸能人が気に入ってくれたというエピソードを明かした。

　小栗はキスシーンが上手と言われたことに「そんなことは、たぶんないんですけどね。さんまさんが、すごい苦手意識があるのでそういう風に見えたのかなって気がします」とコメント。キスシーンについては「やっぱり恥ずかしいですね(笑)」と笑った。

　また、さんまは、舞台監督を務める小栗の父・小栗哲家氏からオペラの依頼をされたことがあると明かす。「俺に何をオファーすんねん」と当時は戸惑ったというさんま。しかし、小栗はこのオファーを事前に父から知らされていたことを初めてさんまに告白した。「(さんまがオペラに出たら)おもしろい」と、プッシュする小栗に、さんまは「お前が出るなら俺も出る」とその気に……。かつて、小栗がさんまや共演した舞台俳優たちとの約束を破っていたことが発覚する。「自分が映画を撮るときには出てほしい」と言っていたにもかかわらず、監督を務めた映画には誰も呼ばなかった小栗。「みんな怒ってた」とさんまが言うと、小栗は「ほんと薄情ですね(笑)」と、笑い飛ばした。

　収録を終えた小栗は「テレビの場では久しぶりにさんまさんにお会いしましたが、楽しい時間を過ごさせてもらった」と満足げ。さらに「何も変わらないと思います。さんまさんも変わらずに接してくれる方ですので、20歳で初めてお会いしたときからの関係性で過ごさせてもらってる感じです」と2人の間柄についてコメントした。

　かつて監督を務めた映画の話題になると「俺が薄情だということが分かった話ですね(笑)。さんまさん、根に持たれてましたね(笑)。次は必ず声を掛けたいですが、とりあえずいろんなところで『さんまさん出てくれるって言ってましたよ』って話をしていこうと思います(笑)」と笑わせた。最後に「相変わらずに素晴らしい、プロフェッショナルなさんまさんにいろいろ面白い話をしてもらいました。楽しんで見ていただけたらいいなと思っています」と、番組をアピールした。

　同放送は、ほかにも俳優の東山紀之や、吉高由里子、横浜流星、お笑い芸人の山口智充や、タレントでYouTuberのフワちゃんも登場するなど豪華ゲストが盛りだくさんの内容となる。