吉本興業は12日、YouTubeチャンネル「よしもと中尾班YouTube劇場」の生配信を午後8時からスタートする。第1回目のスペシャルゲストにはトップYouTuberのカジサックが応援に駆け付ける。

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　同チャンネルは9月25日に開設され、中尾班所属タレントの紹介映像をアップしてきた。中尾班とは、吉本興業マネジメント本部東京マネジメントセクション内にある、約90組120名の芸人・タレントが所属し中尾マネジャーがチーフを務める班。

「芸人とマネジャーが1つになりコンテンツを創出する」をテーマに、企画会議に芸人も参加し「チャンネル名」「配信企画」などを決定。また、オープニング楽曲や仮想劇場のセットデザインの作成、番組の制作や編集なども芸人とマネジャーが行い、一丸となってコンテンツを創り盛り上げていくプロジェクトだ。

　生配信では、中尾班の芸人によるネタや企画ものの動画を曜日ごとにアップ。大西ライオン、ムーディ勝山、ザ・パンチなど、“才能を発揮できていない”とする芸人が多数出演する。

　大西は「僕達が、YouTube始めるのが心配。いやいやいやいや、それはもう何も、『心配ないさ～！』これ一本で、20年やってます！　見てやって下さい」とコメント。

　ムーディ勝山は「中尾班の下に集う芸人は『中堅』が多いです。それも生きの良い中年ではなく、世に出ていないまま中堅になってしまった芸人達。ですが彼等は『埃を被った名刀』『腐りかけて糖分高くなりすぎた果実』『出張鑑定団で高値がつきそうな押し入れにあった掛け軸』なのです。是非、中尾チャンネルであなただけのお宝を見付けて下さい！　このチャンネルは受け流せません！」と話した。

　第1回目のスペシャルゲストであるカジサックは「芸人さんとマネジャーさんが一丸となってYouTubeチャンネルを開設して芸人さんの活躍の場を作るというとても素敵な取り組みの初回に出演できるということで、頑張って盛り上げていきたいと思います！」と意気込んだ。