リーダーは和太鼓日本一のニート!“個性”全開の横浜発アイドルグループが登場
横浜発の新アイドルグループ「横浜少女歌劇団」が10日、神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館ホールで行われた「横濱ジャズプロムナード」で初お披露目となった。
横濱ジャズプロムナードでお披露目 13~25歳までの女性で結成された新たなアイドルグループ
横浜発の新アイドルグループ「横浜少女歌劇団」が10日、神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館ホールで行われた「横濱ジャズプロムナード」で初お披露目となった。
「横濱ジャズプロムナード」は「街全体をステージに」を合言葉に1993年にスタートしたジャズの祭典。毎年、規模を拡大し、「ジャズの街・ヨコハマ」を国内外にアピールしてきたが、昨年は台風で中止に、新型コロナウイルス禍の今年は無観客の配信という形になった。
横浜少女歌劇団は13~25歳までの女性で結成された横浜に本拠地を置くグループ。オーディションで選ばれた第1次メンバーはアイドル、女優として活躍するため、レッスンを重ねてきた。11人のメンバーは「東京エキゾチカ WITH 真由子」のステージに登場。津川雅彦さん、朝丘雪路さんの娘で、女優、歌手として活動する真由子から「私のかわいい妹分です。娘じゃないですよ(笑)」と紹介され、元気よく登場。ジャズの名曲「シング・シング・シング」をアレンジした“横浜少女歌劇団バージョン”を披露した。
リーダーを務める野津まりなは横浜生まれ、横浜育ちの20歳のニート。中2の時には和太鼓日本一にもなった。「私は小6から高3まで不登校だったんです。母が『この子には何か打ち込むことがないとだめだ』と言って、小5の時に和太鼓のジュニアチームに入れられたんです。先輩にしごかれて、練習したら、中2の時に全国大会で優勝しました。個人的にはお芝居がやりたいです。好きな女優は戸田恵梨香さん。戸田さんを見て、私はかっこいい女優さんになると思いました。横浜少女歌劇団に入ったことが転機になれば」と今後の活躍を誓った。
大きな目が印象的な安奈は京都出身、横浜在住。「以前、アパレルの仕事をしていたので、モデルをしている方が多く、憧れがありました。職業として、女優やモデルを目指そうということはなかったのですが、せっかくチャンスをいただいたので、マルチに活動できるタレントになれたら」と意気込む。
横浜少女歌劇団は年内いっぱい、第1次メンバーを募集中。運営するIMDriveでは「アイドルグループにとどまらず、舞台や映画、テレビ、CM、イベントなどで活躍できる女性を広く集め、文化の発信地である横浜を恥じないエンターテイナーに育てたい」。第1次メンバーは入所金、レッスン料免除としている。メンバーは来年製作予定の映画への出演も決まっている。